まさおレポート

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体幹を鍛えるのに重いランドセルは有効? 無責任なことをいうな

2018-09-14 | 日常の風景・ニュース

我が娘は小学5年で毎朝重そうなランドセルにときには楽器や習字道具などを手下げていく、なんとかならんものかと思っていたら下記の報道があった。

文部科学省は6日、児童生徒の通学時の持ち物を減らせるよう配慮を求める通知を全国の教育委員会に出した。「脱ゆとり教育」で学ぶ内容が増えて教科書が重くなり、ランドセルを担ぐ子どもたちの身体への悪影響を心配する声が文科省に寄せられていた。

通知では、児童生徒に何を持ち帰らせ、何を学校に置くか、改めて検討するよう求めた。参考として、「家庭学習で使う予定のない教材は、学校に置いて帰ることを認める」「学期末に持ち帰る学習用具で大きいものは、1日一つになるよう計画的に持ち帰る」などの工夫を例示した。

ランドセルメーカー「セイバン」(兵庫県)が今年3月、全国の小学生と保護者2000組に聞いた調査では、1週間のうち最も重い日の持ち物は平均4・7キロ。持ち物を入れるランドセルを含めると6キロを背負うことになり、3割の小学生が体に痛みを感じていたという。18年09月06日https://www.yomiuri.co.jp/national/20180906-OYT1T50079.html

我が娘は体重30数キロで、大人体重の半分くらいであり、大人に換算すると毎朝12キロを背負い、さらに楽器などを持っていく日には14キロにもなる。

大人の通勤に14キロを毎日背負っていくなどナンセンスだろう、14キロはどのくらいの重さか、2リットルの大型ボトル7本分だ、通常一本でも重く感じるだろう。

ところが体幹を鍛えるのに有効なので重いランドセルは必要との説を述べる人もいる、人様々だが、そういう人は自分の子供に鉄下駄でもはかせて鍛えればよろしい、人にまで説得するなと言いたい。そしてその論旨がめちゃくちゃだ、6キロの重さを議論しているのに「着替え一式。重さは1~3キロくらいはある」と1~3キロにすり替えて議論している。重さは1~3キロくらいなら大賛成だ。公立の小学校は過保護ぐらいでちょうどよい、厳しくしたければその旨をうたった私立か自分の子を家で教育すれば良い。全校一斉のマラソンや熱中症で倒れる遠足など余計なお世話だといいたい。

2018年7月17日正午前、愛知県豊田市梅坪(うめつぼ)町の市立梅坪小学校(児童数730人)の教室で、校外学習先から戻った1年の男子児童(6)の意識がなくなり、倒れたと学校から119番通報があった。児童は救急搬送されたが間もなく死亡が確認された。重度の熱中症である熱射病と診断されたという。(読売新聞より)

ところが体幹を鍛えるのに有効なので重いランドセルは必要との説を述べる人は下記の記事を書いている。

我が家の子ども達が通っていた横浜市磯子区のトトロ幼稚舎では、幼稚園に入ったばかりの年少さん(3~4才)でも毎日片道2キロ先にある公園に遊びに行く。リュックの中身はお弁当、水筒、カッパの上下、着替え一式。重さは1~3キロくらいはある。

もしかしたら、今回の「ランドセル問題」も氷山の一角なのかもしれない。私達は子ども達の体を心配するあまり(それはもちろん、親として当然の思いだ)、かえって過保護になりすぎて、健全な成長を妨げていないだろうか。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180910-00057426-gendaibiz-bus_all&p=4

娘の通う小学校でも時として根性主義的な風潮が垣間見られる、先生自身の意識が古いままなのだろうかと心配になる。


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