まさおレポート

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伍堂さんと蒲刈島そして永野一族

2007-07-27 | 紀行 日本

つれあいの実家広島県呉市に来ている。義父の車で蒲刈島に案内していただいた。静かな海辺でゆったりし帰りに野呂山に登った。睡蓮の池がなかなか素敵であった。そのときは全く気がつかなかったのだが昨日の夕食時に蒲刈が有る人のゆかりの地であることに気がついた。

NTTデータから日本高速通信に転職したきっかけを作ってくれたのは友人のS君で当時三菱商事から日本高速通信に出向していた。彼の「来ないか」の一言で機が熟していたのか転職に至った。転職後の上司がS君と同じ三菱商事から転職してきていた伍堂光雄さんだった。S君とのつながりもあり伍堂さんにはよく可愛がっていただいた。

S君がよく「伍堂さんは日本のお坊ちゃんだ」とよく言っていた。当初はその意味を図りかねたが戦後の経済界の大立者永野重雄らを輩出した永野一族の5男の息子さんだと言う。あまりそのあたりの事情には詳しくなかった私はただ「へーそれはすごいね」などとお茶を濁していた。

仕事の上司ということも有ってよく出先へ向かう車の中でご自分の周囲のことなどを話していただいたが新聞でしかしらない著名人が次々に身近な話題として出てくるので大変面白かった。そんな話の中で伍堂さんの一族が広島のどこかの島で平家の落ち武者の後裔で坊さんの家だということをいっていた記憶がおぼろげに残っていた。毎年墓参りに行くとも言っていた。

「蒲刈から永野さんが出ている」との話が夕食時に出て一気に伍堂さんの話と結びついた。記憶の中では因島あたりかなと思っていたが実は蒲刈島だった。7年ほど前にお目に買ったきりであったがその後亡くなられていることをネットで知った。おおらかな人柄で周りをほっとさせる雰囲気を持っておられ、一緒にいることが楽しい稀有な上司であった。ご冥福を。

三国シェフと伍堂さん

新電電メモランダム(リライト)18 ダイヤルQ2と伍堂さん

呉のうまいラーメン屋巡り

呉のビールからベニス-ミュンヘンへ向かう夜行列車のビールを

広島県・呉の境川 鷺を間近で目撃

ぼてじゅ ぼてっと鉄板においてじゅうと焼く

呉の街 気になるシャレたネーミング

呉生活も終わりに

広島の千福

呉市立図書官で読みかけた2冊の本

広島はさすがにマツダが目につく

 


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