まさおレポート

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海辺の風景 覚書

2022-10-11 | バリ島 人に歴史あり

2022年7月から9月中旬までの2ヶ月バリ島に滞在し、毎日のように海辺を散歩した。そして一日平均1万5千歩とよく歩いた。ゆっくりと楽しみながら歩いたので全く疲れた感じがしなかった。

ほぼ10年ぶりのバリでどんな具合に変わったのか、特にコロナで大変だったバリの人々はどうなんだろう、そんな気持ちもあったが海辺の風景は全く変わっていなかった。

10年前からいたサリドマイドの後遺症の男性がこちらの顔を覚えていてにっこりと微笑む。(彼は高級ホテルの並ぶ海岸で物乞いをしている)

同じく10年前からおばあさんだった女性に出くわすとなんと彼女もこちらを見てかすかに微笑む。覚えているよのシグナルだ。歯の抜けたこの顔を憶えている。

同じく10年前にフルーツを売り歩いていた姉妹が変わらずにビーチで商っていた。

マッサージのおばちゃんに「自転車で子供を学校に送り迎えしていたね」と言われてその記憶力に驚く。ただ通りすがっただけなのに。

空高く凧がのんびりと上がっている。恐ろしく変化し危機的な世界情勢を我関せずと天空から眺めている気になる。

日本だったら10年で相当変わってしまっているだろうにこの島ではほとんど変わらずに時間がゆったりと流れているのかもしれない。

とはいうものの変わったことも、ものもあった。

桟橋が新しくできるようだ、それというのもお向かいの島ヌサペニダ熱が異常な高まりで大勢の人が足を濡らして乗船している現状を改善したいのだろう。この異常なほどの島志向はコロナの影響かなと。

サヌールビーチは今までもジャワ島からの観光客が多かったが、それ以上に増えて賑わっている。

海が汚れていないかと気になったが変化なく見た目は綺麗だった。コロナのせいかもしれないなとも。

以前よりも犬と散歩している人が増えた気がする。夕暮れ時涼しくなると犬たちが一斉にビーチに出て遊び始める。日本では見られない犬の幸せそうなじゃれあいを眺めることも多かった。

それにしてもよく飽きずに毎日毎日歩いたものだ。こういう場所ならいくらでも歩けるということを再認識した

Beach in Bali August2022 (no sound, only movie)

 


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