見出し画像

まさおレポート

フォト&幻想 ヒエロニムス・ボスの絵とベネツィアため息橋

追記2024-04-21

それにしても残念なことをしたものだ。臨死体験を描いた絵ヒエロニムス・ボスのAscent of the Blessedのすぐ近くまで何回も行っていながら見落としている。

初稿2017-07-07

ベネツィア総督宮殿パラッツォ・ドゥカレにかかる橋はため息橋と呼ばれる。

政治犯が処刑場に赴くときにこの橋を渡りこの世の見納めをした橋だ。

ところでこのパラッツォ・ドゥカレにはヒエロニムス・ボスのAscent of the Blessedが展示されている。

臨死体験を描いた絵と言われて名高いものだが鎮魂の絵というほかはない。

ヒエロニムス・ボスの絵のトンネルと橋下の空間が重なって見える。政治犯にはため息橋の下が実はため息ではなくAscent of the Blessedの光に満ちたトンネルに見えたに違いない。

 

 

 

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「紀行 イタリア 」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事