まさおレポート

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プールでの会話 ときおり心霊現象・宇宙・神などがテーマに

2011-10-24 | バリ島 不思議な話・死後の世界・輪廻・自己とは
ある日のプールでの会話より。
娘を連れて定例の夕暮れ時スィミングにやってくると、既にプールに浸かっていたプール友の間でなにやら議論が始まっている。霊を見たことがあるかという話で盛り上がっている。亡くなった祖父の姿を見たとある人は語り、ある人はかつて住んだ家で起きた不思議な話をする。遠い昔のある日の深夜に起きたラップ音の話で、確実に目覚めていた時にいきなり家の上方から大きなドーンドーンという音が聞こえてきたという。話声のようなものも聞こえてきた。それがしばらく続いていたが、不思議なことに恐怖心は全く感じなかったという。この恐怖心がないという点に力を籠めて語った。つまりなにか聖なる超常現象だといいたいのだろう。彼はそれ以前もそれ以降も同じ経験はないという。
 
それから宇宙創成の話に飛ぶ。プールの中だから連想の赴くままに話は飛びまくる。バイブルの宇宙創成に対して現代の有力説である137億年前に宇宙のビッグバンが起きたという説をどう解釈するか。プール友たちはどうも神が宇宙を創ったということを否定する説ととるようだ。日本人ではあまりそっちのほうに話がいかないが、やはりキリスト文明に骨がらみで育った人々は、キリスト教を信じる信じないにかかわらず重大な問題ととらえる。
 
彼らの結論は、「ビッグバンの以前はどうなっていたのか。それは神が創ったのだ」となる。この神はどうもキリストを指しているのではなく、サムシング・グレートなるものを指していると思われる。このあたりで時間切れのお開きになるのだが、「ビッグバンの以前はどうなっていたのか。それは神が創ったのだ」の話は興味深い。
彼らキリスト文明に育った人たち、あるいはユダヤでもイスラムでも一神教の人々共通の考えかもかもしれないが、創造主という考え方は逃れられない思考枠のようだ。仏教的な考え方に親しんでいると、無始無終という考え方に違和感がないのだが、この始まりもなければ終わりもない状態というのがどうも説明できないでいる。

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