下記の記事を並べてみるとソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2021年7~9月期連結決算の最終利益が3979億円の赤字に終わった原因が透けて見えるかもしれない。
ニューヨークトランプ・タワーの仇をニューヨーク証券取引所で討たれた格好になる。
孫さんは「リスクは管理できる」と述べている。アリババから多くの利益と今後の学びを得たというべきだろう。
中国投資を縮小し、日本投資を増やすなどが報道されている。さらに米中やロシヤの政治家に近づくのはリスクだとも学んだかもしれない。
いずれにしても長期的には「虎穴にいらずんば虎児を得ず」と「君子危うきに近寄らず」の使い分けは絶妙だと言える。
2016/12/07 — ソフトバンクグループの孫正義社長は2016/12/6日午後(日本時間7日未明)、トランプ次期米大統領とニューヨークのトランプ・タワーで会談した。
「レディースアンドジェントルマン、マサは日本のソフトバンクの社長だ。彼は、500億ドルの対米投資と5万件の雇用創出を約束してくれた」とトランプは記者たちに述べた。
2017年馬氏は米大統領就任を2日後に控えたトランプ氏と、トランプタワーで2者会談を行った。そして米国に100万人の雇用を創出すると約束した。
この派手な外遊が、中国政府を憤らせることになった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d2bbf36c3038df679f667413a12f06136648f54
ソフトバンクグループ(SBG)が8日発表した2021年7~9月期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が3979億円の赤字(前年同期は6274億円の黒字)だった。中国で現地企業の価値が下落した。
「アリババ集団」の株も急落し、SBGの保有資産に占める価値は、この1年で約6割から約3割に下がった。
「中国で稼いだ利益をこの3か月で全て吐き出した。真冬の大嵐に突入した」