つれあいの誕生日を記念して湯河原にやってきた。宿はトロリとしたお湯で心地よい。娘とお品書きの読み方で遊び、旨いボタンエビを食べた後に再度湯に浸かり気がつくと体の凝りがほぐれていることに気がつく。
30代の頃大阪勤務時代に友人4人組で車を駆って湯河原に来たことを思い出した。海辺の露天ぶろがあり、そこで海を眺めながら湯に浸かった。既に35年はすぎているはずで、同じ4人組でろうそく温泉を訪ねたことも併せて思い出した。ヒッチハイクのカップルも同乗した。
宿の女性に海の見える温泉はあるのかと聞いて見たがわからないと言う。あなたがまだ生まれていない頃だからというと少し後ですと笑う。
今朝も2回つかった。トロリとしたと蕩けるは同じ語源だろうかと根拠のないことが頭に浮かぶ。それにしても良い湯だ。