まさおレポート

当ブログへようこそ。広範囲を記事にしていますので右欄のカテゴリー分類から入ると関連記事へのアクセスに便利です。 

宮沢賢治と未科学

2016-03-04 | バリ島 不思議な話・死後の世界・輪廻・自己とは

宮沢賢治は、心霊現象(オカルト)について「非科学ではなく未科学」なのだと説いた。当時は科学に100パーセントの信頼をおいている時代で彼も農業を学問として学んでいる。ネットで関連する情報を集めてみた。

死者の霊を見たりその死者とコミュニケーションする体験は普通に起きている。

「ギャラップ世論調査」によるとロサンゼルス地区で行われた調査では回答者の44%が既に死亡している人間に出会った経験があると答えています。

シカゴ大学世論研究センターが行った調査では「今まで死んだ人と接触したと思ったことがありますか」という単刀直入な質問に対して27%にあたる人々が肯定的な回答をしていて、当時の合衆国の人口のうち実に“5000万人”もの人々にそのような体験があり、しかもそのうちの600万人はそのような体験を“かなり”頻繁に体験していると推計されました。

特に配偶者に先立たれた人々の場合は実に2倍近い51%もが亡くなった配偶者との出会いを報告しています。

アイスランド大学のハラルドソン博士による調査ではアイスランドの全人口のうち31%の人々が死者と何らかの接触をしたとされます。

イギリスでは標本として一地域社会丸ごとを対象にしてその地域の中で接触できる限りの人々(対象地域の81%)に面接を行ったところ、死亡した配偶者との接触を体験している人は47%存在し、14%は姿を見、13%は声を聞き、死者と“会話した”人は12%でした。Rees, W.D. (1971). The hallucinations of widowhood. British Medical Journal, 4, 37-41.

死者の姿を視る事例の中には複数の人間が同時に目撃する事例も存在しています。

このように肉親の死後に何らかの形でその肉親とコンタクトしたという体験は想像以上に普通に起きている出来事なのです。

しかしその一方、このような体験は他人に気兼ねなく話せるものではなく、英国での調査では体験者のうち他人にその体験を話したのは28%に過ぎませんでした。 

このような体験を他人に語ろうとしない理由のうち最も多かったのは“嘲笑に対する恐れ”でした。  

似たような事例では、それまでのキャリアで一度も患者から臨死体験など聞いたことがなかった医者が、人に頼まれて渋々自分の患者の中から臨死体験者を探したところ、僅か3人目でその誠実さを疑うべくもない臨死体験者に出会いました。

ところがその様な懐疑的な医師と同じ病院で働いている看護師は多くの体験談を患者から聞いていていたりするのです。

つまり打ち明けられる他人とは強い信頼関係があり、なおかつ心霊体験であっても否定的、懐疑的な態度を取らずに話を聞いてくれる人ということです。

英国は「ホーンテッド・キングダム」とも呼ばれ、幽霊については肯定的なお国柄です。

例えば自宅に幽霊が出るとされるとその家の資産価値が“上がる”のです。

スコットランドのエジンバラでは幽霊が良く出るため、ゴースト・ツアーがあります。

また幽霊保険というものも実在しています。

ポルターガイストなどによって家具や食器などが壊れたり、怪我をしたときに保証してくれるという保険で、実際に保険金が支払われたと事例が存在するそうです。

心霊治療も1万人近いヒーラーによって、医師の診断と患者本人の希望によって行われていて、その治療には健康保険が適用できます。

この背景として英国王室も心霊治療を利用していて、奨励しているからだそうです。

霊というものが物質的存在ではないのだとしたら、始めから唯物論の範疇には無いので、いかなる“科学的”理論も成り立たず、合理的説明も不可能であり、従って幽霊は最初から“非”科学的存在としか言えません。

実際幽霊は様々な事例による状況証拠からも、またスピリチュアリズムなどの主張からも“物質的存在ではない”とされ、ゆえに最初から客観的証拠、実験による再現性、観測によるデータの集積といった科学の対象にするために必要な物質的事象が存在しません。

 

 

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。