まさおレポート

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プール談義 ノーベル平和賞はノルウェー

2011-01-05 | バリ島 人に歴史あり

日課のプール・エクササイズでは滞在客と話をする機会が多い。昨日もスウェーデン人夫妻が居合わせたので去年は日本人化学者がノーベル化学賞を受賞したのでありがとうと冗談交じりにいうと、にんまり笑っていた。さらに私もノーベル平和賞を来年もらいに行くとジョークをいったら、平和賞だけはスウェーデンではなくノルウェーだという。あれだけ毎日のように中国の獄中の民主活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏に対するノーベル平和賞の授賞式が10日に行われることを巡って中国の妨害や抗議がノルウェー政府に向けられていたのにもかかわらず、この事実に気がつかなかったとは。思い込みによる勘違い誤解が日常その辺に転がっていることに改めて知り、ちょっと吃驚のひと時でした。

スウェーデン人によると、大戦前に連立国家だったころの名残でそうなったと言っていたが、お互い自国語以外で話しているので確かなところはわからないが。

知らないことはまだある。彼によると、フィンランドはノキアが、スウェーデンはイケヤが国の財政や国際収支に貢献している。そこまでは知っている。ではノルウェーはと尋ねると漁業かと思いきや、もちろん漁業は重要産業だが実はオイルだという。StatoilHydro(スタットオイル・ハイドロ)という世界最大級の原油販売量を誇る国営企業が存在し、GDPの4分の1を占めるという。へえこれまた知らなかった。オイルといえば中東、ロシアかと思っていたがノルウェーはヨーロッパでのイギリスに並ぶ2大産油国で、北海海底からオイルが出て、豊かな国なのだそうな。

本では読み飛ばして気がつかないが、こんな会話ではしっかりと意識して記憶に入るのでプール談義はやめられない。








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