今日の足利は晴れ
。
うすい雲がかかり冷たい朝でしたが、少しだけ暖かい日射しを感じる朝でもありました
。
愛が住む町、足利市の市制90周年式典が、先日「NHKのど自慢」も行われた、市民会館大ホールで行われることもあり、朝から式典に出席するスーツ姿の人がたくさんあふれてました。ホールのすぐ側は、両毛各市の市長や、市議会議員、県会議員、国会議員しか止められないのでしょう。黒塗りの高級車が止まってました。
今の子どもは知っているのかな・・・。
東の小京都と言われる栃木県足利市と、武家の古都「神奈川県鎌倉市」が友好姉妹都市であることを。
今日の式典では、友好姉妹都市の鎌倉市長も招待されているようです。
ときは12世紀、武士初の征夷大将軍となった源頼朝が神奈川県鎌倉に鎌倉幕府を開幕しました。
源氏の流れを引く、足利尊氏による鎌倉幕府倒幕による室町幕府の成立まで、国の中心は鎌倉にありました。
鎌倉と足利は同じ源氏の流れを引く、由緒ある町です。
愛パパが子どもの頃から、鎌倉市との交流は盛んで、修学旅行では鎌倉に行ったものです。鎌倉の小学校と交流したのです。先生同士は大変な苦労だったでしょう。そのとき、初めて見た鎌倉の大仏様には、その大きさに感動しました
。
その後、確か、フェリーで東京湾を渡って、千葉県の鋸山に行きました。初めてのフェリー船でした。東京湾アクアラインなんてない時代ですから、初めての船に、海無し県で育った足利の小学生にとっては海の風景が、いつもでも心に思い出に残る素敵な修学旅行でした。
今の子はどうなんだろう?鎌倉行くのかな?
大人になってからの鎌倉の印象といえば、鎌倉駅からに下りて、反対側に七里ヶ浜の海が見え、小町通りを歩いていくと鶴岡八幡宮がある街並みが印象深い古都、鎌倉です。
三方を山に囲まれ、一方を海に囲まれた山と海と歴史の街、鎌倉。鳩サブレーの鎌倉。
鎌倉は、建長寺、円覚寺、長谷寺や北鎌倉など風情があるんだよなあ
。
過去の因縁の歴史はともかく、鎌倉と足利の関係は、現在も友好的であると言えます。
東日本でも3本の指に入る観光地である鎌倉に、畏敬の念すら覚えている足利市民も多いのだと思います
。
両者に共通する根本的な意識は、日本史に名を刻んでいる鎌倉市と、室町時代の発祥の地とも言える足利市に住む両市民の心にある、郷土を愛する誇り高きプライドもあるのだと思います。
祝辞の挨拶でひときわ大きな拍手が起きたのは、鎌倉市長の挨拶だったそうです

。足利人の気質が伺えるエピソードですね。
話しがそれて、また長~い文章になってしまいました
。
今日の式典の開会は「足利市八木節連合会選抜チーム」の八木節からスタートでした
。
愛パパが所属する「本流野州八木節会」の仲間が出演するので、愛と一緒に控え室のある、別館ホールの玄関で待ってました
。
愛と愛パパだけ、服装が場違いでした
。
みんな、白い柴を抱っこしてる人なんだろうと思ったことでしょう。

愛
「ところで、パパさん、私には式典の招待状が届かなかったけど、どういうこと?」
愛パパ
「偉い人しか入れないんだよ。一般市民は入れない式典だよ。」
愛
「・・・。」
足利のスーパーアイドル愛ちゃんは式典に招待されなかったようです
。

愛
「私、足利市観光大使なのになあ・・・。いいや、寒いから昼寝しよ
。」
と、ショックでファンヒーターも前で丸くなり、昼寝をする愛なのでした。
市制90周年を迎えた足利の様々なイベントも終わりを迎えようとしています。
あと1ヶ月で、激動の2011年も終わりですね。
師走、いつも12月は駆け足で過ぎてしまいます
。
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