まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

藤岡康太騎手、天を翔けろ

2024年04月15日 20時16分03秒 | 今日の日記
康太騎手の落馬事故は知っていましたが、意識が無い状態であるという兄の佑介騎手のコメントをネットで見たのが先週の木曜日の夜でした。私が佑介騎手のコメントを読んでいたくらいの時間に藤岡康太騎手は天に召されました。


JRAの現役騎手が落馬事故で亡くなる事件は20年ぶりだそうです。
名前を良く知っている騎手が亡くなるという意味では歴30年を超える私でも初めての経験です。


藤岡康太騎手については不思議と愛馬に乗ることは殆どありませんでした。
一番の印象はブレイクランアウトが一番人気だったNHKマイルカップでまんまと逃げきったジョーカプチーノにまで遡ります。そして、昨年のナミュールで代打ホームランを打ったことでした。
今年は非常に調子が良かった最中での事故でした。本当に残念な出来事です。



今まで競走馬が故障してしまうさまを競馬場で何度も何度も見てきました。
中には私の目の前で壮絶な死を遂げる馬も見てきました。胸がつぶれる思いでそのまま競馬場を後にすることもありました。
サラブレッド(動物)が大好きな私にしてみれば、そういった事故があるとその日一日が非常に残念で辛い気持ちになります。
馬券を買う気持ちが失せます。
そして、競馬場に行きたくなくなります。
そういう場面に立ち会いたくないからです。
競馬が嫌いになるからです。
競馬を恨むような気持にさえなったりします。

私は今まで騎手は落馬をしても命を落とすことは滅多に無いと勝手に思い込んでいました。
骨を折ったりしても、何んだかんだ助かるだろうくらいに考えていたかもしれません。
とんでもないことですね。反省しきりです。
騎手も馬も命がけと言うことを今回の事件で改めて強く思いました。
もっともっと我々はリスペクトしながら楽しませてもらっているということを忘れてはいけませんね。



今まで競馬場に行った際に、可能な限り馬頭観音に行って手を合わせ「今日走る馬全てが無事にゴールできますように」と願ってきました。これからは「人馬すべてが無事に」とお願いするように致します。
そして、このような不幸な事故が今後起こらないように願います。