もう本当に辛すぎて辛すぎて・・・
世代最大の期待馬ディオデルマーレは猛時計を連発していましたが、追い切り後に発生した「蹄の痛みからくる右トモの挫跖」で出走を回避することとなりました。
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毎日時計を出していた馬が、先週の追い切り以降全く時計を出さなかったので実はずっと違和感を感じていました。この不安な気持ちを押し殺して過ごしたこの4日間。地獄でした。
レース当週なので調教パターンを緩めにして、馬に走りたいと気持ちを高めているのだと都合の良いように解釈して過ごしていました。
何も無ければ良いが・・・。
我慢たまらずに今日の昼過ぎにクラブに失礼とは思いながらも電話しちゃいました。
「ディオデル、一体どうなっているんだ」と(600%くらい表現を誇張)
最初は「まだ連絡がない」と担当者、そうしたらちょうど堀調教師から連絡があったようで近況を説明してくれました。
私は電話口で膝から下が地面にズブズブ沈み込むような感覚になりました。
もう一口辞めようかなとも思いました。
私の一年のクライマックスはこうして幕を閉じました。
こればかりは仕方ない事とは言え、こんなにもデビュー前の調教から追いかけて応援していた馬は私の300頭の出資馬の中でも初めてです。
その結末がこれです。仕方ない事とは言え言葉が上手く出てきません。
競馬って本当に難しいですね。
無事に走ることは本当に難しいんだなって今更ながら思っています。
こんなにも不確定な不安定なものに気持ちを傾けるのはいかがなものかと。
ホリスキーの私も今日ばかりはグラつきました。
とにかくまずは回復に努めてもらい、来春にでもまたこの馬の話題が出来ればいいなと思います。
この文章を打ちながら私は泣いています。
クラブに電話をしてから表情筋が働かずに無表情になりましたが、心は大泣きしています。
こんなに悲しい事はありません。
今年のクライマックスがこんな形で残念です。