本当に残念です。
サリオスは色々な意味で本当に運に恵まれなかったように思います。
最後の晴れ舞台もスクラッチとは...
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せめてもの慰みは、レース前に脚元の不安が見つかった事で、サリオスを事故から守ってくれたと考えるしかありません。
しかしそれだって疑わしいものです。
堀調教師は何時間も抗議したと言うじゃありませんか。あの堀調教師がですよ。
前にも話しましたが堀調教師は馬の体調管理やコンディションの把握に最も優れた調教師です。
私の知る中では美浦では1番でしょう。毎回先生はサリオスのコンディションを会員にしっかりと伝えてくれました。
その先生が大丈夫と言うのだから、きっと大丈夫な筈です。日本ならば普通に出走となるレベルでしょう。
私は堀調教師を信じます。堀調教師が最もサリオスには期待していたからです。
つくづくサリオスの競争馬生活には運が向きませんでしたね。
2度目の香港でサリオス自身も落ち着いており、カイバもバリバリ食べて水もたくさん飲んで体調も上がっていたのに走れないなんて。悔しくて悲しくて...。
ムーア騎手の炎の鞭に応えてゴールデンシックスティを首差凌ぎ切るイメージまで出来ていたのに。
サリオスにとっては最後までかわいそうな競争生活となってしまったように思います。
あれだけの能力がありながら不完全燃焼としか思えません。
もっと何とかならなかったのでしょうか?
以下公式より
2022.12.10 所有馬情報
在厩場所:香港・シャティン競馬場
調教内容:ダートコースでキャンター
堀宣行調教師「昨日から精神状態は良い意味で変わりありませんでしたので、今朝はダートコースでキャンターを行いました。ただ、調教後に行われた獣医検査で、『左前を跛行している』と現地の獣医師に診断されました。少し時間を空けて再検査へ臨んだものの、『出走は認められない』と告げられてしまいました。確かに元々右トモにウィークポイントを抱えている馬で、対角線にある左前はその弱さを庇うために硬さが出やすかったものの、今朝はいつものこの馬の歩様だったと私は思います。骨や筋にも現時点で問題ありませんでしたし、火曜日の1度目の獣医検査にパスした時の歩様と比較しても、決して悪くなっている印象は無かったです。ですから、JRA・牧場の獣医師を含めて火曜日の歩様や過去のサリオスの映像などを見せつつ数時間抗議を致しましたが、現地の獣医師の判断は変わることなく、香港マイルの出走取消が決まってしまいました。納得のいくものでは無いものの、サリオスには次のステージが待っていますから、無事に帰国させられるよう努めていきます。今回のラストランを楽しみにされていた皆様には本当に申し訳ない気持ちで一杯です」
とにかく無事に日本に帰ってきて欲しいです。
種牡馬となるサリオスにとって次の馬生が素晴らしい時間となる事を心から願います。
サリオスは色々な意味で本当に運に恵まれなかったように思います。
最後の晴れ舞台もスクラッチとは...
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せめてもの慰みは、レース前に脚元の不安が見つかった事で、サリオスを事故から守ってくれたと考えるしかありません。
しかしそれだって疑わしいものです。
堀調教師は何時間も抗議したと言うじゃありませんか。あの堀調教師がですよ。
前にも話しましたが堀調教師は馬の体調管理やコンディションの把握に最も優れた調教師です。
私の知る中では美浦では1番でしょう。毎回先生はサリオスのコンディションを会員にしっかりと伝えてくれました。
その先生が大丈夫と言うのだから、きっと大丈夫な筈です。日本ならば普通に出走となるレベルでしょう。
私は堀調教師を信じます。堀調教師が最もサリオスには期待していたからです。
つくづくサリオスの競争馬生活には運が向きませんでしたね。
2度目の香港でサリオス自身も落ち着いており、カイバもバリバリ食べて水もたくさん飲んで体調も上がっていたのに走れないなんて。悔しくて悲しくて...。
ムーア騎手の炎の鞭に応えてゴールデンシックスティを首差凌ぎ切るイメージまで出来ていたのに。
サリオスにとっては最後までかわいそうな競争生活となってしまったように思います。
あれだけの能力がありながら不完全燃焼としか思えません。
もっと何とかならなかったのでしょうか?
以下公式より
2022.12.10 所有馬情報
在厩場所:香港・シャティン競馬場
調教内容:ダートコースでキャンター
堀宣行調教師「昨日から精神状態は良い意味で変わりありませんでしたので、今朝はダートコースでキャンターを行いました。ただ、調教後に行われた獣医検査で、『左前を跛行している』と現地の獣医師に診断されました。少し時間を空けて再検査へ臨んだものの、『出走は認められない』と告げられてしまいました。確かに元々右トモにウィークポイントを抱えている馬で、対角線にある左前はその弱さを庇うために硬さが出やすかったものの、今朝はいつものこの馬の歩様だったと私は思います。骨や筋にも現時点で問題ありませんでしたし、火曜日の1度目の獣医検査にパスした時の歩様と比較しても、決して悪くなっている印象は無かったです。ですから、JRA・牧場の獣医師を含めて火曜日の歩様や過去のサリオスの映像などを見せつつ数時間抗議を致しましたが、現地の獣医師の判断は変わることなく、香港マイルの出走取消が決まってしまいました。納得のいくものでは無いものの、サリオスには次のステージが待っていますから、無事に帰国させられるよう努めていきます。今回のラストランを楽しみにされていた皆様には本当に申し訳ない気持ちで一杯です」
とにかく無事に日本に帰ってきて欲しいです。
種牡馬となるサリオスにとって次の馬生が素晴らしい時間となる事を心から願います。
向こうの獣医師のジャッジに従わざるを得ない訳ですが、あの堀調教師が大丈夫と言うのだから問題は無かったと思います。
普段から見ている人からすれば全く問題ないサリオスの歩様だった事でしょう。初見で見たからはねられたと言う事だと思います。
正直、走らせてあげたかったですね。
残念ですが子供に夢を託しましょう。
サリオスの無事の帰国と、どこにスタッドインできるか、その事に気持ちは集中しています。
昨年の香港スプリントの大事故によってインディチャンプの他にサリオスも被害を受けてしまったなと感じています(こうして書くとまた批判されてしまう笑)。
私のエース2頭が被害を受けた香港は恨むべき土地として私には刻まれました。
これも競馬ですから仕方無いですが、無念ですし悔いが残る最後となってしまいましたね。
おつましゃられる通り、レース前に脚部不安が見つかって良かったです。
最悪な結果を免れたとポジティブに考えるようにしましょう。