・・・ すいみんの日 ・・・
♦ 眠りたい、白もくれんの花ばなを見上げていたり見とれていたり 松井多絵子
近頃の新聞で目立つのは「ひらがな」、春の「すいみんの日」の広告がひろがる朝刊。
市民公開講座2015{東京} 3月15日(日) 会場・ベルサール九段 春眠暁を覚えずの季が近づく。でも眠れない人も多いのだ。「心地よい眠り」のための講座、500名様無料ご招待。だがわたしは法事の予定があり出られない。
♦ 眠いわと小声にて言いいもうとは瞼をとじる、眠ってほしい
検査の結果、妹の癌が深刻なことを知ったが、本人には知らせず私は彼女と病室で会わなければならなかった。9年余も前のあのとき私は他愛のない話をしていた。すると妹は「眠いわ」と云い目を閉じた。私はほっとした。しかし妹は眠ったふりをしていたのではないか。私が明るく話すのは、妹の病の厳しさを知られせたくないからだ、と感じたからだろう。「無理しなくていいわよ。私の癌は進行していて、、、。自分の体のことはよくわかってる」と。
♦ あの雲が布団になってくれるなら我を脱ぎ捨て眠りのなかへ
「ねむり」にもここちよい眠りと困った眠りがあるらしい。3月15日の市民公開講座 は
講演① 良い睡眠とは: ストレス社会を生き抜くための睡眠術 ▴ 友野なお
講演② 不眠症の治療: さよなら不眠症 ▴ 大川匡子
♪♪ ミニコンサート 星美智子 (声楽家)
講演③ 睡眠時無呼吸症候群の問題: いびき ▴ 塩見利明・愛知医科大学教授
※ この講座に参加する必要のない方が多いとよいのですが。
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カレンダーの4月をひらくとオランダのチューリップ畑がひろがる。
✿ 絵のなかへ入ってゆきます足音に風車の眠りを覚まさぬように
2月15日 松井多絵子
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