買い物

現物も見ずに電話で５分間ほどお話しただけで「電気ストーブ」を購入しました。

母は近江の滋賀出身です。
祖父母がいた頃には従姉妹も年齢が近いので、夏休みにはよく遊びに行きました。
母は兄弟が多かったので誰かが訪ねて行くと親類が集まって泊ったり食事をしたりして賑やかでした。

そんなときに食事の仕出しや何か足りないものがあると、電話１本で下着一枚でも家に届きます。

ほんの数分で・・です。

大邸宅でもなく、ごくごく普通のお家でも。　当たり前のことなんだそうです。
（今でもそうかどうかはわかりませんけど）

これが「近江商人」なんですねぇ。


で、今日実家で「電気ストーブが壊れたから買おうと思って」と話をしたら
「だったら電話して聞いてみればいいじゃない」と母は即座に電話機を手にボタンを押しました。

私は「今から行くから」という電話だと思っていると・・

「あったら持って来て」って！

（ちょっと待って、私は見てから選びたいんですけど・・）と言おうとしましたが、
「ここに持って来てもらっても・・使うのは私の家だし」と言ったところで
「じゃあ直接話して決めなさい」って受話器を渡されて・・。

お話しました。
「今○○ワットと○○ワットの物があって、明日○○ワットの物が届きます。」
せめて色はどんな種類かと聞くと　「白っぽいかなぁ」　

このあたりでチョット、この後どんな展開になっていくのか楽しみになってきて
成行きに任せてみようと思っちゃったりして、
「とりあえず○○ワットの白っぽいのを持って来てみてください」って言ってみちゃいました。

火曜日に届きます。


街の電気屋さんです。　父は家電量販店が嫌いです。