今日の言葉
愚かな鳥は自分の巣を汚す
ヘイウッド「警句三百」
人はなぜウソをつくのでしょうか?
オギァとこの世に生を授かります。そのときは、純真無垢のまま、ひたすら、お母さんのお乳を無心に飲んでいます。物心がついたころから、自我が芽生え、世俗のあかにまみれていきます。垢(あか)のついた衣は、煩悩の種類だけあります。除夜の鐘は煩悩を払うために「108」回つきます。生から死まで、それだけの種類の衣をまといわなければまりません。一種類につき「一枚、二枚、三枚・・・・・♾️」に羽織る人、羽織らな人、十人十色です。
一種類の煩悩×無限大(∞)×108=無限大(∞)の衣
ミクロの衣でも星の数以上にまとえば重くて身動きがつかなくなります。身軽な人もいます。
煩悩が心の底から湧いてくる原因は欲望にあります。人間の三大欲は”食欲”、”性欲”、”睡眠欲”と言われています。「美味しいものを食べたい、もっと美人とお付き合いしたい、もう少し布団の中で寝ていたい」生きている限り、欲望と格闘しなければなりません。
近ごろ思います。
「生きている意義は煩悩を取り除くことである」と・・・・
「
総務省官僚と関連業者の会食が問題になり、国会で取り上げられています。自己保身のためにウソをつき通す姿、とても見苦しく見えます。該当する人たちは、うその衣をどれくらい羽織れば気がすむのでしょう。正直に真実を述べれば、「はい!それまでよ」とかたがつきます。日本には、重要な課題がたくさんあります。いつまでも会食問題にとらわれていると未解決事項が山のように積み上げられていきます。「いいかげんにせんかい」と思わずつぶやいてしまいます。
総務省と関連業者の記事を掲載しました。
東北新社、違法性認識「面談し、報告」
2021年3月15日朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト
総務省幹部らを接待していた放送関連会社「東北新社」が放送法の外資規制に違反していた問題で、東北新社の中島信也社長は15日の参院予算委員会で、違法性の認識について「2017年8月9日ごろ、総務省担当部署と面談し、報告した」と明らかにした。
中島氏によると、東北新社が外資規制違反にきづいたのは、4K衛星放送の認定取得から約半年後の17年8月4日。同社はその後9月に子会社に新設し、衛星放送の認定を承継させていた。中島氏は「子会社への承継で違法状態を治癒できると考えた。当方からこのアイデアを(面談)の席上で出した」と説明。面談相手は情報流通行政局長だったとしている。
一方、総務省の吉田博史・情報流通行政局長は「当時の担当者は『報告を受けた覚えはない』と言っている」と反論。報告された文書やメモは残っていない、とした。竹田良太総務相は、行政への接待による影響を調べる検証委員会について「今週中に立ち上げる」と明言。東北新社が違法性を総務省側に伝えていたと説明していることも検証委に報告するという。
外資規制違反「報告受けた記憶ない」
2021年3月16日朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト
菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」の外資規制違反問題をめぐり、同社から「2017年8月に違反状態を面談し報告した」と指摘された総務省の鈴木信也・電波部長が16日の衆院予算委員会に出席した。
東北新社の中島信也社長は予算委で、木田由紀夫・前東北新社執行役員が17年8月9日ごろ、同省情報流通行政局総務課長だった鈴木氏に相談に行ったと証言。「衛星・地域放送課長に連絡しようとしたが、休暇中であったため、鈴木総務課長に(外資比率が)5分の1以上になっている可能性を伝えた」と具体的に話した。
これに対し、鈴木氏は「そのような報告を受けた記憶は全くない」と繰り返した。木田氏と面会したことの有無についても「異動直後で多くの方があいさつにきていた」「誰がその時に来たか事細かに記憶がない」と述べた。
一方、木田氏や首相長男とは、業界の賀詞交換会や庁内であいさつするなど面識があったことを認めた。首相長男らとの会食については「記憶の限りではない」と否定した。
今日の一曲紹介します。
ご訪問ありがとうございました。