はじめのことば
ふるさとは遠きにありて思うもの
ふるさとは遠きにありて思ふもの…室生犀星「小景異情」 | まほろばことば https://mahoblog.com/muro-saisei3/
日本人が難民に
"世界の難民1.1億人"、二週間ほど前の記事です。現在進行形で、地球上から争いがなくならない限り増え続けていくのでしょう。ロシアの侵攻を受けたウクライナ、難民が570万人、戦争で亡くなられたひとたち、いったいどれくらいの尊い命が失われたのでしょうか?亡くなられたひとたちのご冥福をお祈り申し上げます。
平和な国"日本"、いつまでも夢ををみていないで、目を覚ます時代がやってきました。ウクライナの次は、東アジア、とくに日本が狙われているのでは、そんな情報も流れています。周辺国、中国、ロシア、北朝鮮、どの国が侵攻してきてもおかしくありません。三国は、いずれも核所有、丸腰の日本は恫喝されたら、なすすべもありません。
侵攻してきたら、他所の国へ避難するといっても四方海に囲まれてて、地続きの大陸国とは条件が違います。たくさんの日本人難民はどのように避難すればよいのでしょうか?船に乗れるのはほんの一握り、その他多数は泳いで逃げることになります。わたしは泳げませんので、鮫のエサということになります。
今までは、米の核の傘がある、アメリカは信頼できる、きっと守ってくれる、お人好しの日本人は信じきっています。しかし、アメリカは、自国のことで手一杯、国家予算もすったもんだの挙げ句に決まりました。ウクライナへは米軍は派遣せず、弾薬、武器、戦車等、西側諸国の協力を得て物資援助を行いました。米軍の弾薬庫も在庫が少なくなったのではないか、そんな心配をしてしまいます。
日本を助けるどころか、自国尻に火がついている状態です。自国は自分たちで守りなさい、日本は見捨てられることになります。
アメリカが世界の警察官を自認してしたころは、欧州、アジア、中東で一斉に戦争が起きたとしても、"ノ-プロブレム"自信たっぶりのポ-ズでした。しかし、中印ロ、そして他の国々も力をつけて、アメリカ一強の構図が変化しました。それを、明らかにした出来事、ブリンケン米国務長官の訪中でした。
メディアで流されている映像、協議の様子をみて感じたこと、それは
『中国に見下されている米国の姿でした』
トランプ前政権時代とは立場逆転、
『頭も腐れば尾まで腐る』
バイデン政権発足後の対中政策の成果です。
アメリカの国力の低下は明らかになりました。日本も同じで、一蓮托生です。地獄の果てまで一緒に行こう、日本は先に行って待ってなさい、あとをおうから心配しないでね。
日本はアメリカの従属国、米国の命令は何でも聞きます、やります、せっせっと岸田首相はバイデン大統領の下僕になっています。ということは日本人全員を米国に差し出すつもりなのかもしれません。それと、日本の財産も、同時進行で、これって"売国奴"ということになります。
『ボスすべてどうぞ!私の命だけは助けてください』
そんなことも言いそうなきがしないでもありません。
アメリカの国力の弱体化は米国びいきの日本人にはショックです。わたしもその一人です。しかし、戦後四分の三世紀以上、米国に追随、この辺で"乳離れ"、大人になるよい時期がきたのかもしれません。
万が一、中国が日本に侵攻してきたら、対策は遅いかもしれませんが、覚悟だけはしていたほうがよいかもしれません。
きょうのニュース
世界の難民 過去最多1.1億人
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は14日、紛争や迫害などで家や故郷を追われた人が5月末までに世界で1億1千万人となり、過去最多を記録したと発表した。
UNHCRによると、世界各地の紛争や迫害などの人権侵害による「強制移動」で住まいを追われた人は昨年末時点で1億840万人に達し、前年から1910万人増えていた。今年に入ってからも、アフリカ北東部スーダンで4月に始まった国軍ど準軍事組織による衝突でさらに増え、5月末に1送られて1千万人に達したという。
昨年に強制移動が増えたら最大の要因はロシアのウクライナ侵攻で、2021年末時点で約2万7千人だったウクライナ難民は昨年、570万人に増えた。
朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト
2023年6月15日
きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問ありがとうございました。