日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

してはいけないこと、わかっちゃいるけどやめられない!この出だし年に5回は使用しています!

2023-06-27 23:16:00 | 日記
はじめのことば

「猿と人間の違い」

猿と人間の違いは一つだけだ。人間は、生きていて退屈を感じる。猿は感じない。人間は生きているだけでは満足できないのだ。なんと贅沢な生き物だろうか。                    ゲーテ kindle 「絶望名言集」より

法はなぜあるんのでしょうか?

人類誕生以来、人は一人では生きていけないということで集団で暮らすようになりました。その中では、決まり=ルールがなければ、個人の感情のむくままに好き勝手な行動をとり、まとまりがつかなくなります。そのために、していいこと、悪いことをきちんと箇条書きにして、人々に衆知させなければならない、そのために法は存在しています。

法の根底に脈々とながれている使命は”バカな人間”をコントロールするためにあります。「殺してはいけない」「盗んではいけない」「浮気してはいけない」等、「○○してはいけない」ことがずらーりと一つの分厚い六法全書に羅列されています。ミニ版が小六法になり、人間生から死に至るまで、定められたルールの下で生きていくための指針が示されています。これが、人類誕生以来、先人たちが積み上げてきたもの、それが、法すなわち”常識”です。”非常識”なことを行うと罪に問われることになります。お縄になります。

なぜ、こんな法のことを述べているかというと、悲しい記事を目にしたからです。


悲しい記事です


神戸男児遺棄、死亡当日か 防犯カメラにケース運ぶ4人:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE242QM0U3A620C2000000/


神戸6歳男児死亡、シグナル生かされず 市が対応検証へ:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE240XM0U3A620C2000000/


神戸男児死亡、叔父がスーツケース指示か 祖母暴行も:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE252F30V20C23A6000000/
 
人生を変える幸せの黄金法則 ジェイムス・アレンより引用

法律順守するために必要なもの、それは”自制”です!

自制 感情や欲望を処理すること。自分行動に疑問を持たず、筋道を立てずに「したいからする」という気持ちを優先させてはいけない。自制を覚えることで、衝動的な癖を抑え、感情をコントロールし、自律のある安定した心を保てる

煩悩の犬は追えども去らず

煩悩ははらってもはらっても、あとからわいてきて人につきまとう犬のように心から離れない」精選版日本国語大辞典より

煩悩は全部で”108”、大晦日の除夜の鐘は108回ついて、「人間のあさましい欲望」を追い払うためにつくといわれています。

”自制”とは”煩悩”との闘い、生きるということは、”煩悩”をなくすため、と言い換えることもできます。108もの煩悩を除去する方法は
古典の中に無限に記録されています。その一つ

   「己の欲せざるところ人に施す勿れ」  孔子「論語」

     解釈  自分が嫌がることをひとにしてはいけません

当たり前のことを述べています。しかし、簡単のことばかもしれませんが普段の暮らしの中で忘れてしまっています。そのためにことわざがあります。

本日の〆のことばです

仕置 法によって処刑することを江戸時代はこう呼んだ。しかしここに言う仕置人とは、法の網をくぐってはびこる悪を裁く闇の処刑人のことである。ただし、この存在を証明する記録・古文書の類は一切残っていない      必殺仕置人エンディングナレーション 芥川隆行



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