日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

時代が変われば雇用のありかたも変わります!

2023-06-28 21:05:05 | 社会
はじめのことば

言志晩録 第6条 

 心は平らなるを要す。平らなればすなわち定まる。気は易なるを要す。易なれば則ち直し。
「心は常に平静であることが肝要である。平静であれば心も安定する。同様に気も安すらかであることが大事である。気が安らかであれば、何事も率直に行うことができる」     佐藤一斎

スポットワーカとは

単発、短時間、短期間で働き「継続した雇用関係」のない働き方を指します。その中でも雇用契約を結ばないギグワークと短期雇用契約を結ぶ単発バイトの2種類に分類されます。(ギグワークの代表としてウ-バ-イ-ツ配達員が挙げられます)

広がる「スポットワーカー」どんな働き方?:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL21C900R20C23A6000000/


「スポットワーカー」1000万人に 人手不足埋める:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC262WW0W3A520C2000000/


薄れる「終身雇用優位」 中年層、転職希望5年で3割増:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72031970Z10C23A6EP0000/

時代と一緒に雇用も変わる

"働き方改革"、高らかに進軍ラッパを鳴らしましたが、どこかへきえていましたした。しかし、厚生省のホームぺ-ジにきちんとありました。それよりも、分かりやすく説明されていた資料を載せました。

働き方改革とは?いまさら聞けない基礎知識や取り組み方、成功事例まで徹底解説 | ワークフロー総研 https://www.atled.jp/wfl/article/18486/

働き方改革を身近なものと感じることができません。資料を作成しても現在の仕事に直結していないからかもしれません。どんなにきれいごとを並べても働くのはワーカー、国民の暮しを知らない官僚、政治家、企業の目線から決めても現実とかけ離れたものになるのはしかたありません。だから、スーっと心に入ってこないのでしょう。

「収入が不足、生活費が足りなければ、本業もやり、副業もやり、とどめはスポットワーカーもやれば大丈夫、暮らしていけます」そんなニュアンスで、自助努力だよーん、そんな風潮が日本社会にまん延しています。日本人はかつて”エコノミックアニマル”と呼ばれ、羽振りのいいときがありましたが、今はただの”働き蜂”になってしまいました。

現在の経済から抜け出すには日本が輝いていた高度成長期のやり方をまねれば簡単なことです。終身雇用、定期昇給、年2回のボーナス満額、退職金、勤続年数表彰等、本業だけで余裕のある暮らしができました。できない事情はあるのでしょうが、一つずつ戻していけば、副業、スポットワーカーという雇用形態は消滅していきます。

通常国会が閉会、法案がたくさんできました。でも一つだけ残念なことがありました。それは、”文書交通費”各議員へ支給されるお金です。結局は自分のふところに入れることとなりました。「身を切る改革」を掲げた党がありましたが、口先だけということになりました。また、出てしまいました。

         「言うが易し、行うは難し」

本日はこれでお仕舞です。ご訪問ありがとうございました。






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