日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

安倍首相のことば④

2019-11-02 17:14:00 | 政治
安倍首相のことば

「限られた財源を賢く活用し、国民生活の質の向上を図ることが重要なポイント」
「元気な地方なくして、日本の再生なし。地方創生は安倍内閣の最も重要な政策。令和の時代は地方の時代

医療費抑制策

団塊世代が75歳以上になる2025年に医療費の抑制策が検討された。民間議員で構成される経済財政諮問委員会において、社会保障制度改革について。

   病院統廃合・病床削減
   全国の病床数約13万床削減
   在宅医療への転換推進

 ○○諮問委員会が、政府の政策に少なからず影響をあたえています。政策をたてるためのたたき台の資料作成し、閣議で検討し、立案するのがいつもの手順です。議員は専門知識がないので、専門家の意見を聴いて「なるほど」とうなずくだけのような気がします。使命も信念のかけらも持たない議員が多いので、諮問委員会の提言が何の抵抗もなく通ってしまいます。そこには、国民に対する視点がいつも欠けています。高齢者が総人口の4分の1を占める時代に突入、人生の最後は自宅でどうぞ、病院では面倒を見てあげませんという冷たい仕打ちです。冒頭の安倍首相の「令和は地方創生時代」と掲げていますが、言動が一致せず、上記の政策を推進すると地方は人口が少なくなり、衰退にまっしぐらです。

ブリタニカ国際大百科事典より
審議会

国において、府、省、委員会および庁の各行政機関におかれる諮問、調査などのための「合議制機関」(国家行政法8)たとえば税制調査会、運輸審議会など。また普通地方公共団体において、その執行機関におかれる調停、審査、諮問、調査などのための合議制機関(地方自治法138条の4.202条の3)たとえば地方社会福祉審議会、私立学校審議会などがある。主として行政に関する国民の参加、行政の民主化を理由に設けられ、行政組織内では多少とも独立性を有している。

根なし草に花は咲かぬ

日本国がどのような国造りを目指しているのかが見えてきません。理念のない国に未来ありません。松下幸之助さんの言葉です。
「独立の気力なき者は国を思うこと深切ならず。独立心なき者が何千、何万人集まったとて、それはしょせんいわゆる烏合の衆にほかならない」

次は、武田信玄の言葉を紹介します。
「負けるべきでない合戦に負けたり、滅ぶはずのない家が滅ぶのを見て、人は天命だという。しかし、自分は決して天命だとは考えない。みなやり方が悪いからだと思う。やり方さえよければ、負けるようなことはないだろう。」

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