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国葬終えて思うこと
本屋さんの店頭には、安倍礼賛本が積まれています。非業の死を遂げた元首相への哀惜の念で、本を購入していくのでしょう。死人にムチ打つ内容は避けて、めだった業績だけを強調、負の部分は覆い隠しているようです。
安倍政権下、特に感じたことそれは、論功行賞人事が結構ありました。ひとつの例が下記の日刊ゲンダイの記事です。
安倍政権時代の「官邸ポリス」が“論功行賞”で警察組織2トップに昇格の不気味|日刊ゲンダイDIGITAL https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294620
そして、一番忘れられない事件は『森友学園』の赤木氏の自殺でした。
そのときの上司、佐川宣寿氏は、2017年7月に国税庁長官に就任、2018年3月に辞職していますが、土地の払い下げ問題で安倍夫妻をかばい通したことで最高の出世を果たしました。
このように、自分に利のある、またはもたらす人たちには最大級の報奨を与えますが、自分の利にならない、気に入らない人たちは徹底的に叩くのが 『晋三流人事管理』の肝でした。
目の当たりに『依怙贔屓人事』を見ると、安倍氏に諫言などできない雰囲気になるのは仕方がないことです。
結局どうなったの?森友学園で起こった公文書改ざん問題をやさしく解説 https://legalsearch.jp/portal/column/moritomo/
安倍信者とアベガ-
安倍氏の追悼本は、熱狂的な安倍支持者が書かれたものがほとんどです。それて反対側の立場にいるのがアベガ-です。
『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』
安倍氏の言動ひとつひとつにケチをつけなければすまない人たちです。
アベガ-とは
安倍政権やその首班であった安倍晋三に対し、主にTwitterなどのSNS上で過激に批判する勢力および個人を意味するインターネットスラングである。アベノセイダ-ズともいう。 Wikipediaより
安倍氏の特徴は、自分のお気に入りだけをそばにおき、その他は排除する傾向がありました。好き嫌いで人を選別、考えようによっては分かりやすい性格ではあります。安倍信者とアベガ-の標的となる、それだけ目立つ存在だったのかもしれません。凋落日本を象徴した首相、令和4年10月、現在、落ちるか上がるか日本は瀬戸際にいるような気がします。
「安倍国葬で大はしゃぎ 百田尚樹、有本香ら安倍応援団の醜態、フジサンケイグループは報道の中立性を捨て“安倍追悼”を金儲けに」をちょい読み|LITERA/リテラ(SP) 本と雑誌の知を再発見 https://t.co/v1oT0kXEay
— 適菜収bot 新刊『日本をダメにした新B層の研究 』(ベストセラーズ) (@tekina_osamu) September 30, 2022
〆の言葉
みんながよくなれば、自分もよくなる 田中角栄語録20番
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