はじめのことば
寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は、幸福である
カール·ヒルティ
紅白歌合戦2023視聴率
第一部 29% 第二部 31.9%
「第74回NHK紅白歌合戦」総合視聴率“見られ方”結果を発表 ネット配信が前年比1.5倍強増加(MusicVoice) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/9f43a338927b95a4f96c2938e36f6b07c32eaa5d
時代は変わる
紅白歌合戦の視聴率の数字は上昇する気配がありません。今後も下がり続けることでしょう。
歌謡界の半世紀前と現在を比較すれば低視聴率の原因がわかります。きのうのブログに八代亜紀について書きました。半世紀前、彼女がデビューしたきっかけは、全日本歌謡選手権で、10週勝ち抜いたことでした。それからスター街道まっしぐら、頂点に登り詰めました。この選手権をクリアしたのは、五木ひろし、天童よしみ、山本譲二、4名しかいません。それだけの偉業を成し遂げました。このころは、各テレビ局も売れる歌手を見いだそうと番組を編成しました。その中から、欽ちゃんが司会をしていた日本テレビの”スター誕生”が生まれました。花の中三トリオをはじめ、たくさんのスターを輩出しました。このように新人歌手製造システムが確立された時代でした。
歌謡曲全盛時代が始まり、各テレビ局も歌番組に力をいれました。TBS”ザ・ベストテン”、フジテレビ”夜のヒットスタジオ”、日本テレビ”紅白歌のトップテン”、各歌手は掛け持ちで眠るヒマもないほど、歌い続けました。歌手活動の総決算、レコード大賞、全日本歌謡大賞の栄冠を手にするのは誰か、それぞれの歌手にファンがいて気を揉む季節でもありました。それだけ、スターもファンも一体になって盛り上がりました。そして大晦日の紅白歌合戦、その年の歌い納めになります。今は、当時の熱気を感じることができません。数字はそれを物語っています。
半世紀前は、テレビは各家にテレビ一台しかなく、家族揃って視聴したものでした。この様子は次回に繰越します。
きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問くださいまして誠にありがとうごさいました。
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