急に涼しくなりました。異常気象と言っていい今年の暑さのために、時ならぬ開花があり、驚きます。そういえば昨年は、大きな台風が襲って、塩害の為に葉を落としたサクラ科の植物が秋に開花しておりました。落葉した後に気温が上がったために、春が来たと勘違いしたのですね。
一度咲いたホテイアオイがまた、咲いています。
さらに、クチナシも一斉に返り咲いております。本来は6,7月に咲きます。
アジサイなども同様で、小さな花が咲いていました。一方で、バラたちは今が夏なのか秋なのかわからずに休むことなく咲いてますね。本当なら、一度剪定し追肥して秋にきちんと咲かせるところなのですが。
これはちょっと見ると、コスモスのようですが、薔薇「スカイラーク」です
プリンセスドゥモナコ
ジャストジョーイであります
涼しくなったおかげで、季節感を取り戻したワタシも、真面目に園芸を再開しております。
先に、クチナシについたオオスカシバの幼虫の写真をアップしました。
今度は、スズメガ(セスジスズメ)の幼虫です
当然閲覧注意です。ヤブガラシという植物は、園芸家や農家さんにとって迷惑千万なツル性の雑草として有名ですが、これを好んで食べます。可愛い花を咲かせますが、名前の通り猛烈な繁殖力で藪さえも枯らし駆逐するというオソロシイ草ですな。ドクダミなんかも嫌われますが。
毒々しい外観ですが、どうやら毒は無いようです。
そんなのんきな話はさておいて、にっくきコガネムシが相変わらず跋扈しております。ぶどう棚には必ず成虫がとりついております。
昨日も、アプチロンの鉢植えの中に、小さな幼虫がうじゃうじゃいました。彼らは、基本的に植物の種類を選びません。葉っぱも、薔薇・アジサイ、ゴーヤ、ベリー類、ブドウ、なんでも手あたり次第で食害します。当然鉢にも土中の腐葉土を餌に産卵してくるので、どんな植物かはおかまいなしです。すぐさま、駆除し鉢植えには薬剤散布しましたが、こんなものでは済みません。果樹野菜を除いて、ばんばんと薬を撒くことにいたします。
また、やぶ蚊は繁殖期かつ気温低下で猛烈に襲来をして来ます。
殺生を嫌うワタシですが、今日も泣く泣く殺生をしております。