植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

あらたな挑戦 3つ始めた

2024年11月11日 | 絵画芸術
今月に入って新たに始めた(復活した)ことが3つあります。自分が70歳台へ突入するのが1年ちょっとになり、自分の老後・終末をどう迎えるか、を考えて思いついたことです。

その1、毎朝のランニング(ジョギング)であります。自分自身の生涯でもちゃんとやったことが無いことの一つがジョギングでした。
ただ、ここ半年ずっと一日1万歩を守って朝から歩いているうちに、一つの考えが生まれてきました。ただ歩いているだけだとダイエット効果や足の筋肉の強化にはなるでしょう。しかし、心臓は強くはならない、つまり上半身が脆弱で激しい運動に慣れていない(耐えられない)としたら、いつか早いうちに「心臓麻痺」で亡くなるのではないか、であります。テレビで報道される訃報のうち多くの有名な方が布団の中で亡くなっている、というケースが多いのは心臓が寝ているうちに発作が起きる、或いは自然に止まるということが目立つのであります。
そこで、ウォーキングの一部をランニング・ジョギングに切り替えていくことにしました。この半年、早朝の時間帯に約50分かけて6千歩位歩いてきました。その内最初の1000歩位からランニングに切り替える事にしたのです。一度に何千歩も走るのは難しいし続かない(下手したらそこで倒れる(笑))。なので千歩から始めて毎日数十歩(20m位)づつ走る距離を増やしていくという計画であります。これでウォーキングより倍近い速さで移動することが習わしになれば間違いなく「心肺機能」は向上するでしょう。

その2、「筋トレ」で上半身を鍛える、であります。ジョギングで徐々に心臓にも負荷をかけていきますが心臓自体はなかなか鍛えられません。心肺機能は徐々に強化されるでしょうが。そこで下半身を強化しつつ上半身がバランスよく筋肉が発達し、きつい運動にも耐えられるようにするために筋トレが必要だと感じたのです。ガーデニングも書道篆刻、絵画をやるにしても、上半身に力を込めることはまずありませんわね。
 自慢じゃないが体のどこにもちゃんとした筋肉がなくて「ムキムキ」の逆でありました。それでもこの歳になるまで人並みの生活が出来ているので、筋トレなんかは若者で見た目を強そうに、そしてカッコ良くするためのオプションであろうと感じておりました。(いまだにその考えは変わっていません)
しかし上体に筋肉がついて激しい運動も出来るようになれば、心臓もそれに合わせて強化されるに違いないと思うのです。
 そこでとりあえず一人で鍛えられる「ダンベル」を買ってきました。全体で10㎏のものですが、この歳でいきなり10㎏はキツイ、下手をすれば体を痛めるでしょう。2㎏の重りを減らして8㎏で両手での持ち上げと曲げ伸ばしを始めました。最低半年は続けようと思っています。

3つ目が「絵画」を復活する、であります。
若い頃(30年くらい前)までは国内あちこちに旅行に行き、撮った写真で下絵を描くペン画にする、ということを続けた時期があります。中学高校で美術部だったことがその要因ですが、旅行にいく回数が極端に減った頃から絵も描かなくなってしまいました。
 この歳になって自分が得意とするものは何だったか、を自問した時書道でも篆刻でもなく絵画・美術ではないかと思い始めました。自分が亡くなった後に残る「生きた証」が絵画になれば理想です。散逸した絵画道具は見つからず、水彩画に必要な道具を買いそろえました。

こんな感じ↑に描いたペン画が10枚程度残っているのでこれらに水彩で彩色しようというわけです。それが描き終えたらまたどこかで下絵の材料を探しに出かければいいでしょう。

幸いにして時間はたっぷりあります。新たに始める3つの事と今までの生活を両立させるのは十分可能でしょう。きつかったり嫌だなと感じたらいつでもやめれば済むので、気安く何か始めるというのはさほど負担に感じないのです。



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