植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

甲斐犬スミレのこと(2)

2019年04月07日 | 植物
 昨日、ブリーダーさんから、スミレの血統書が届きました.



これです。お父さんが「御嶽乃喝」、お母さんが「御嶽乃幸」だそうな。他の祖父。曾祖父なんかも「虎、焔、頂龍」などと似たようなごっつい名前。メスは「空、桃、未来」など人間の娘さんにつけるような名前が多いですね

 さかのぼること半年前。甲斐犬のメスの子を探してひと月、やっと待望の誕生の知らせが届いたのは、去年の11月の終わりでした。翌月には見学して、即お支払いを済ませしたが、誕生後50日は引き渡しが出来ないという決まりが出来ましたので、1月にお迎えの約束をして帰りました。

ところが、すでに彼女の名前が決まっていたのです。通常命名権はお金を出した人にあるとするのが、現在日本のジョーシキのはずですが、我が家ではそんなことは通用しませんな。先代のワンコもワタシの出る幕無し。なんでやねん!
ともかく、とっくに、家内が「スミレ」と決めていたのでもう既成事実化されてしまいました。

1月10日に、体重5キロのスミレを連れて帰りましたが、いきなり車酔い。
 
長男が生まれたときに使ったベビー用の木製ケージが物置に残っていたので、急ごしらえで彼女のお家になりました。  なんでも捨てなくて良かったです  35年前の代物!  番犬として外飼いするのですが、何せ仔犬に冬は外では飼えないので、とりあえず暖かくなるまでは、夜は廊下で寝かせます。

 我が家は、家内が筋金入りの愛犬家なので、飼育はお手の物。予防注射も済ませ、2月には少し表の散歩も始めました。ワタシたちは相模川沿いに住んでいます。道路一つ隔てて向こうは土手に河川敷とわんこには持って来いのロケーションです。この河川敷には年に1,2回ドッグショー・競技会が行われます。これが2月に開催、早朝から大盛況です。

以下家内談

家内が、そこにスミレを連れて行ったものだからちょっとした騒ぎになりました。それはそうです、究極の愛犬家が集合している中に、全犬種で、0.2%位しかいない珍しい甲斐犬、それも4か月の仔犬ですもん。たちまち人だかりが出来たそうな。そこに、一組のご夫婦が来て、奥方がしゃがんでスミレを抱いたり撫でたりしていたら、そばのご主人がリードで持っていた愛犬が、いきなりスミレの頭にガブリとかみついたそうです。すぐに引き離したものの、耳から大量の出血で家内にもかかったそうです。たぶん嫉妬でしょうね。その相手の犬はなんと「ピットブル」‼  このでかい頭の大口だと、本当に頭半分ぐらい簡単に咥えるでしょうね。彼女にとって、犬生初の公園デビューは、いきなり世間の厳しさを体で感じるということになりました。
幸い大したケガにもならず、しばらく片耳が折れておりましたが、それもやっとぴんと元に戻りました。

 

さすがに犬に関して専門の方や、経験豊富な人が大勢いらっしゃって、そのまま成犬になると「首やお腹を触らせない、触ろうとすると噛みつかれる」などの貴重なアドバイスをいただきました。
今のところ、トラウマみたいなものを感じさせることも無く、散歩中にはよそのわんことフレンドリーに相撲をとっています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2日連続のゴルフ | トップ | 香りがいいと言われる花をベ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

植物」カテゴリの最新記事