植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

超大型台風が接近中!!!

2019年08月13日 | 植物
恵みの雨です。
先月の長かった梅雨が明けたと思ったら、今度は猛暑の連続で、ほとんど降雨がありませんでした。毎日鉢物には水遣りが欠かせません。スイカやトマトは雨を嫌がりますので、これ幸いとみておりましたが、あまり降らないと、やはり葉が萎れ弱ってきます。
ここのところは、少し間を置きながら液肥を加えて水やりしています。キュウリやナスも然りで、葉が枯れるほどの水不足は禁物です。

この雨は、列島のはるか南に発生した台風の影響だと思われます。
「超大型」だそうです。
台風のすごさはHP(ヘクトパスカル)でよく表記されます。これは正確には「勢力」を表します。昔はMB(ミリバール)と呼んでいましたね。気圧が低ければ低いほどポテンシャルが高い威力のある台風になります。通常は海水温が30度を超えていると気圧が下がり「発達」することになりますね。
台風の強さは、hpではなく、風速で判断するそうな。瞬間最大風速が50m/s(毎秒の風速)を超えると危険で非常に強い台風になります。

大きさは、台風の勢力圏の広さのようです。強風が吹き荒れるエリアでしょうね。
で、「超大型」というのはなんだろう、と考えますが、ワタシの勘では、衛星写真映し出される台風の雲の範囲ではないかと。
日本列島がすっぽり覆われるほど広範囲の台風雲が迫ってきているのです。これで、進行速度が遅くゆっくり発達しながら北上して上陸するとなると、過去にも見ないほどの災害が発生する可能性あり、ということになります。

海中温度が高いのは世界的な温暖化によるものでしょう。最終的にはその風速や雨量は海水温によって低下する気圧に比例します。今日明日のHPには目が離せません。

台風は、当地平塚は海岸に近く「塩害」が一番怖いです。台風の雨に交じって、巻きあげられた海水が半日以上も降り注ぐと、塩に弱い植物は何時間もかからずに葉を枯らします。シマトネリコ・サクラ科・ブドウ・モミジなど葉が薄いものは一発でやられます。台風一過でホースで水まきしても手遅れであります。植物自体が枯れることは滅多にありませんが、葉が傷んで果樹は非常にダメージを受けます。
強風で枝が折れたり鉢が倒れたりするのはどおってことありません。

今日明日は、台風の動向をチェックし、極力弱い植物は屋内に退避、あちこちロープで結わいて補強し、風に飛ばされそうなものは格納するなど大忙しになります。

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