植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

やはりバラは特別であります

2023年04月17日 | 植物
70歳近くなるといろいろ衰えてきます。その代表格が「記憶力」であり、注意力であります。
なんでもない生活の中でいろいろなことを忘れ、しょっちゅう失敗をやらかすことが増えております。今朝も自分の仕事場に来たらエアコンが付け放し、昨日は数時間屋上の水やり用のホースが出放しになっておりました。

ここ数日やっと園芸や書道・篆刻を軸とした穏やかな生活が戻ってきました。おりしも「薔薇」の季節が目の前に来ております。ワタシのガーデニングのスタートが「バラ」でありました。最初は近所のホームセンターで買った名もないバラ2本から順番に増やしていって、約50本ほどの数になっております。これまで、どこになんという品種のバラが植わっていてどんな花色かまで「そら」で言える状態であったのです。

それが昨年あたりから怪しくなっていました。とっさに名前が出てこないのは人の名前に限らないのです。以前は、万一に備えて、忘れないように品種名を書いたネームタグ(プレート)に書いて鉢や地植えの株元に刺しておりました。しかしながらいつしかそのプレートがどこかに無くなり、プレートに書いたマジック書きの文字が薄れて消え、プレートを付けることさえ忘れるという始末であります。

そこで、一念発起し(笑)わかる範囲で薔薇の名前を特定しプレートを付けなおす(書き直す)ことにいたしました。あちこちに散らばっていたネームタグを集め、文字が消えたプレートは洗ってそのまま使うとして、新たに20枚新規に買ってきました。

10本くらいは即座にわかります。間違いようのない名花で古株はさすがに忘れません。
ピース・ダブルデライト・カクテル・ニュードーン・パパメイアン・ピエールドゥロンサールあたりは、殿堂入りのバラなので忘れようもないのであります。実はバラを増やすにあたって「殿堂入りのバラ」というものがあるのを知り、優先的にその品種を購入したのです。
一応全部載せましょう。
ピースクイーン・エリザベス
ドフトボルケアイスバーグ
ダブル・デライトパパ・メイアン
パスカリジャスト・ジョーイ
ニュー・ドーンイングリッド・バーグマン
ボニカ’82ピエール・ドゥ・ロンサール
エリナグラハム・トーマス
サリー・ホームズカクテル
ノックアウト
フラワーカーペット ローズ ピンク
赤い文字の分が栽培中のものであります。
ミーハーでもいいのです。世界のバラの愛好家や専門家が認めた1級品の品種なので、妙なこだわりをして余計な手間をかけるよりはるかにましでしょう。

おかげで、消えた品種名も1/3くらいはすぐに判明するのです。
これに加えて①香りの素晴らしい品種「ヨハネパウロ2世」など ②バラ園で見かけた一目ぼれの美しいバラ「アルブレヒト・デューラー ローズ」など ③家内の好きな黄色い花のバラ「ヘンリーフォンダ」 ④ホームセンターで半額になっているバラ(笑) などを買っては植えるを繰り返しているのです。

30枚ほどのプレートを付けることが出来ました。ワタシの記憶に残っている「紫色系のバラ・・ブルーパフューム?」「スカイラーク」など5本が特定できませんでした。花が咲けば多分判明すると思いますが・・・

ということで今年のバラ第一弾であります
まずは「カクテル」香りはありません。単葉の可憐な花


こちらは、平塚郊外にある「花菜ガーデン」 で一目ぼれした薫り高いバラ「ダブルデライト」です


黄色い花びらが鮮やかな「ヘンリーフォンダ」


雨に打たれて少し頭を垂れた「ボレロ」こちらも香り・花姿は格別です

白い斑入りの葉っぱが特徴の「ヘルシューレン」


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