植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

鬱病を克服するためにも教室へ行くぞ

2025年01月17日 | 書道
昨年「鬱病」を患って9年続いた書道教室を1年休んでおります。鬱病が厄介なのは人と話す事が億劫になり、何もする気が起きなくなる症状にあります。それで1年前に続けられないのでしばらくお休みさせてくださいと申し出たのです。今の自分は出来るだけ静かで平穏な環境で、好きな事、熱中できることをやっているのが病気の治療法の一つで、誰とも話さないでいたいのです。

そこで加療中のワタシは、普段通りPCに向かってブログを書いたり、スマホでツムツムで遊んだりして、何か特別なことをしないようにしています。他人と話をしたり大勢の人の中に入ることを避けて参りました。

しかし、いつまでも「逃げて」ばかりはいられません。昨日はいつもの仲間とゴルフ1ラウンド回ってきました。さほど違和感や気持ち悪さは感じなかったのです。医師によればワタシの症状は鬱病としては中くらいで、回復期に入っているということです。そうした状態で少しづつ心や体を元に戻すべく慣らしていこうと思っているのです。

その一環が、書道教室。先生を入れて8人が一部屋で書道の練習をいたします。ワタシ以外は全員女性で、かなりの年齢の方もいます。そうした方たちに交じって書道の練習をすると、どうしてもお互いに会話が優先されます。1年前それに耐えきれず、長期に離脱する結果となりました。ここ1年はたまにお手本を筆ペンで模写する程度で全く筆をとっておりません。またそれに関係する篆刻も数本彫っただけです。

なんとかそんな閉塞状況を打開するためにも教室へ行こうと思っているのです。ところが鬱病とその薬の副作用で、記憶力が大幅に損なわれることを知りました。実際、家人に同じことを複数回に渡って話したり、約束を忘れたりが日常的になりました。その中で一番困るのが人の名前であります。名前を忘れて出てこない人が大勢になりました。今日行く教室の生徒6人のうち一人しか思いつきません。勿論その顔つきすら忘れています。知らない人たちの間に放り込まれるようで怖いのであります。

それでも、一度教室に出ますと連絡した以上、ワタシも腹を括って行ってきます。先生もMさん(ワタシ)が来るのをみんな楽しみにしていますよ、とLINEに書いてきました。片手にお茶菓子、片手に習字道具を持っていこうと思います。

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