植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

与党の惨敗ですか 国民も馬鹿じゃない

2024年10月28日 | 時事
 昨夕からぽつぽつ断続的に振り出した雨が、夜中にも降っていたと見えます。今朝は、寝坊して珍しく5時過ぎまで寝ておりました。ウォーキングに出ようと思ったら本降りの雨。それでも少しは歩こうと傘を差して出かけたら、わずか100mほど歩いたところでほとんど小雨になり、しばらくは霧雨のような弱い雨で傘を閉じました。雨が強くなったら、途中でウォーキングは中止しようと思っていました。
そして、ウォーキングの目的地である、ワタシの仕事場(所要時間40~50分)が残り200m足らずになったら、なんと再度降り始めたのです。50分弱のうちほんの数分だけ傘が必要な雨降り、これは雲の上のどなたかが「雨の中歩くとは感心、少し降らさないでおくかな」と思ったのかもしれません。おかげで、いつものルートをほぼ傘なしで歩くことが出来ました。

さて、衆議院選挙が終わり即日開票で、自民公明の両党合わせても215議席(公示前288議席)、与党が233の過半数に達することができませんでした。十数年ぶりだそうです。その主な原因が、各派閥で政治資金パーティーの収入などを集めながらちゃんと申告せず、裏金として一部の自民党議員に配っていたという問題です。

 国民には所得申告を強制し、企業の収入などにも幾重にもチェックして税金をせしめていたくせに、自分たちは寄付金やパーティ収入などを好き勝手に使って適正な申告処理を怠ったのですね。これは自民党全体に関わる問題で、実態を国民に知られると大変なことになると思った岸田さんがとっとと政権を投げ出し、あとを継いだ石破さんは、解散総選挙で目先を変えようと思ったのでしょうか。

いずれにせよ、自民党が国民を馬鹿にした結果でありましょう。当面政局は流動的で、国会でも議決行為がすんなりいかなくなるのは明白です。裏金議員のうち今回当選した方々は復党するのでしょうか。われらが平塚の顔であり、自民党でも重鎮となってきたタロサン(河野太郎議員)もさすがに今回は大幅に得票数を減らしたものの、10期連続当選を果たしました。こんな逆風が吹いた中で、自民党の中での存在感を強めたかもしれませんね。

国民は馬鹿ではありません。自民党が長年ふざけた金の扱いをしていたことに怒りました。今回で票を伸ばした野党、そして初当選となった野党議員も多いでしょう。これでキャリアを積み、政治経験を増やしていずれ野党が政権を握ることになったら、存分に力を発揮して日本の未来のために尽くしてほしいと願うばかりであります。

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