昨日から急激に冷え込み、今日にかけては11月中旬、晩秋の気温なのだそうです。3日前には半袖シャツ一枚だったというのに。こんな時、特に高齢者にとって体調を崩しやすいのです。また、風邪をひきやすい状況になります。
聞いた話では、コロナに感染しても病院では診てくれず、発症しても自宅療養で入院なども出来ないのだそうです。つまり、うっかり風邪をひいて熱が出たりしても病院に行かず市販の風邪薬を飲んで寝ていろ、ということになります。
風邪で咳が出て寝込むくらいは屁でもない、そこまではいいのですが、問題は、風邪と違ってコロナは、人に感染させ、場合によっては命に係わることになりかねないことを理解できない人が大勢いるという事です。自宅に療養してもせいぜい熱さまし程度の薬を飲むだけです。しかし、周りの人間も検査の結果は別にして一定期間、外出や仕事を制限され収入が減る、後遺症が残る、基礎疾患があっても無くても死に至ることがある、そのリスクを軽視して経済優先するお国の姿勢がどうしても解せないのであります。
第7波はどうやら収まりつつある、といっても実際毎日数万人が罹患し、100人近い人が亡くなっているという報告がなされています。これすら、ちゃんとPCR検査を受けられない人が圧倒的に多いので、信用できません。政府や自治体がコロナ対策の遅れや不備を批判されるのを恐れ、実態を分かりにくくし、感染状態を矮小化させてきたのは明らかですから。現に、このところでも、近所の自治会の役員など、数名感染しています。
今週末は、当町内は地区レクレーション大会という厄介なイベントに駆り出されているのです。大人の運動会、地元の一大イベントですが、4年前の台風で中止以来コロナによって3年間未実施に終わっていました。それを平塚市が市政90周年の節目(笑)なのでどうしてもフルに実施するのだと、一部の人間が大騒ぎして実施することになったのです。
自治会長たるワタシは幸か不幸か、当日、倅の結婚披露宴があるので欠席いたします。ざまーみろ(笑)
コロナがあっても無くても、高齢化が進んで世帯構成も高齢者の比重が大きくなりました。当町内は370世帯あり、その中で70歳以上が290人、一方子供会(小学生)は30数名しかいません。親たちは、運動会を控え、自分たちの生活が脅かされるのを恐れ、3名しか参加しないと報告を貰っています。そんな中で、綱引きやらリレー、玉入れを町内対抗で一日中やるというのです。町内の誰に聞いても、楽しみにしているという人は居ません。自治会の理事30名の中で半数以上が欠席です。
殆どの人が迷惑し「やる意味がない」のに、コロナのリスクを冒して、人の生活を侵害し大事な時間を奪う、その馬鹿さ加減に呆れかえっています。
海外からの旅行者に対する制限は撤廃する、それは結構でしょう。もはやほとんどの他国より日本の方が蔓延しているのですから。マスクの付け方すら緩和しますと報道されています。だからといって、旅行業界を救うための「振興策」は実施すべきではありません。
全国旅行支援の開始は、今月11日からと岸田さんが明言したそうです。
ホテルの巨額な不正受給は、証拠不十分などといって捜査がすすみませんが、大手旅行業者やホテルが制度を悪用して助成金を騙しとったことは明らかであります。こうした業界に、さらに政府が援助を行うことを、「盗人に追い銭」と言います。少なくとも、そちらに「丁寧に」調査し、しっかり不正を糾すことがが先決でしょうよ。
やったもの勝ちを黙認するのではなく、不正をやった業者が、業界の中で締め出されるような仕組みにならなければ浄化されないと思いますね。
それにしても、大事な披露宴があるのでうっかり風邪ひいたり出来ません。体調管理に万全を尽くしたいと思います。
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