植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

今年こそは、ちゃんとした果物を育てたい

2020年01月01日 | 植物
一年の計は元旦にあり

園芸・ガーデニングをやってきて、変わらぬ失敗を重ね、ある時はマンネリ・惰性で日々を送っている感が強いのです。

今年こそは、ガーデナーとして植物たちをきちんと管理せねば、そして野菜・果樹はこれまでの集大成としてやり抜こうと固い決意を新たにしております。
がっ、よく忘れるのです。何を注意すべきかどうすればうまくいくのか、だんだん分からなくなる、そういう歳回りであります。年相応にボケてくるのですな。

まず、果樹。昨年までの失敗、反省を思い起こし、今年に生かすことが肝要であります。

桃・プラム類では、ある程度収穫に至ったのは、アーモンド、ネクタリン、プルーンでした。アーモンドは小粒で、沢山収穫しましたが種の中身「仁」は薄く、市販されているものの半分くらいでした。試しに今年は摘果して50位に抑えてみようと思います。
ネクタリンは10以上になっていましたが病気虫食いが多く半分は捨てました。薬と袋掛けの徹底が必要でしょう。プルーンは2年目に早くも20個以上実をつけたのですが、味見を繰り返し酸っぱくない状態で食べたのが3個。収穫時期までいかに我慢するかにかかるでしょう。因みにサクランボは佐藤錦2個食べてこれも甘くなかった。授粉樹ナポレオンは実入り無し。今年駄目なら切り倒します。

 桃は、期待したのですが2本のうち白鳳に数個結実し、おいしくいただいたのが2個、これも半分は腐ってきました。要研究です。幸い見違えるほど果樹は大きくなりましたので、花さえ咲けば大丈夫、かな?

 柑橘は、今だ樹上での熟成期であります。せとか、はるみ、清美とそれぞれかなりの実が生りましたが、いかんせん摘果が中途半端に終わり小粒なのです。しかもせとかなどは、収穫時期を3か月近くもフライングしたので、半分はレモン並みの酸っぱい代物になりました。残り10個ほどは、少なくともあと、ひと月待ちましょう。はるみ・きよみともに収穫時期はまだ先です。今年は、おそらくうらなりの年に当たるはずです。数が少なければそのままで見守ることにいたします。デコポン・はるか・晴れ姫はまだ、一度も実がついていませんが、今年は行けそうな気がしますよ。

 問題はブドウとリンゴです。
昨年必死に防御して育てたシャインマスカットは、やはり黒糖病に襲われ、コガネムシも大量に飛来しました。長雨で生育不良も痛かった。今年は、なんとしてでも満足のいく大粒の房を作りたいと思います。それには、雨に出来るだけあてない、極力摘果して栄養を集中させることを肝に銘じます。もう試食用は作りません。
あと、ロザリオビアンコ、これは似た品種ながら強健で、実つきがよいようです。今月ばっさり剪定して成長を待つのですが、ぶどう棚が未完成なので、隣に植えた「甲斐路」と共用のしっかりした棚作りが一月の作業です。
 りんごは、6品種もあるのに、昨年姫リンゴが数個しか取れませんでした。開花せず、開花しても受粉に至らず、結実したら途中で落果と、絵にかいたような失敗シーズンでした。春の開花時期に出来るだけ人工受粉し、開花がずれることを予想して先に咲いた品種の花を採取、冷蔵庫に保管して花粉を保存してみようと思います。
 一月は、果樹の寒肥と剪定のシーズンです。果樹栽培は今年こそと思いつつもう4年目、今年もいい加減収穫できないと本当にボケていると断ぜざるを得ませんな。

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