上記、表題だけを書いて、読んだ中身についての記述が十分で
なかったと思い、私なりに纏めてみました。
2兆円利権とは透析を行う側の利権のことでした。
透析は専門医資格がなくても開業できるそうで、医師は楽をして儲かるとか?
透析患者を1人確保すると、年間五百万円の売り上げを期待できるそうで、
その儲けの大きさから、関係者の間では「患者1人、ベンツ一台」と
囁かれているそうです。凡そ2兆円の透析医療費は
国民医療費の5%近くを占めているそうです。
透析患者数は台湾についで世界第2位で、最大の原因は
糖尿病による腎不全だそうです。(約4割) 私も糖尿病予備軍に
なったりしていますから真剣に健康管理しなければなりません。
でも歳を取っても甘いものには弱いのです。
塩分も過多もいけない。毎日の食生活を改めて見直しています。
沢山の透析クリニックを開設してそこで得た利益を元手に
医師紹介会社を立ち上げ東証マザースに上場を果たしたという
ビジネスで成功した灘校、東大出のグループもあるそうです。
その中の1人Y氏は透析マネーで政界に進出され新潟県知事に
なられましたが、不祥事で辞職され、政界進出に挫折されました。
まだ若いから再起可能でしょうか?
協和キリン、中外製薬の薬が治療薬に使われているそうです。
大学で研究されている教授の先生方に多額の製薬マネーが
流れているのは、他の治療薬でも同じく有名です。
慢性腎不全の根治治療法は腎移植だそうです。
日本は人工透析とは対照的にその施行数は先進国では
最低レベルだそうです。腎臓は2つありますから健康なら
1つ提供できる訳です。腎移植にはいろいろと条件があるようです。
親族(6親等以内の血族、配偶者、3親等以内の姻族)であることなど。
尚、透析を受ける患者側の権利については「全腎協」という
ホームページに詳しく書いてありました。
高齢化や増え続ける糖尿病患者数で透析医療が増え続けて、
働き盛りの方々の社会保険料負担を重くして、
国民皆保険の崩壊の引き金にならない様に、
高齢者の私は多くを学んだのでした。