頼りにしている夫に頼られるようになって。

2021-08-29 | 家族、孫達

最近までなにかと夫を頼りにしていて、何事にも同意を得ることで安心して行動出来ていた

私ですがコロナ禍でステイホームが始まった頃から、夫の変化に気づきはじめました。

間もなく88才の米寿を迎える年なので、それなりの老化現象ではありますが。

ある時、かかりつけ医の先生に「ご主人大丈夫?」と言われて一瞬虚を突かれ、

ドキッとしてしまいました。夫の対応が少しおかしかった様です。

それからは迷惑などを掛けてはいけないので、今まで各科の診察には一人で行ってもらって

いたのですが、必ず付き添うことにしました。私も医者通いが多いので、出来る限り

夫の行きつけの医院の方にに集約することにしました。老老介護が始まっています。

88才乍ら髪の毛は1本の白髪もなく、裕次郎さんなみに足長スタイルで恰好はいいのですが、

その足がすっかり弱って、歩き始めは私の3歩先を歩いているのに、気が付くと私の

3メートル後を歩いていて、こちらは仕方なくぺースダウンしてしています。

生き甲斐だった合唱練習が中止され、同好会、勉強会などの会合も全部中止となり

外交的な外様だった夫の生き甲斐が全部削がれてしまい、奧様になりスケジュール管理も

怠りがちで意欲をなくしてしまいテレビ視聴と睡眠時間が長くなってしまいました。

今迄マイホームに籠って自由にしていた私ですが、お蔭でとても忙しくなっています。

孫達と係わっていたので3食昼寝付きではなかったつもりですが、今頃付けが回ってきたように

3食作りや家事で忙しくなってきました。夫と二人だけならいいのですが、居候の娘も居り、

時々一人暮らしでゆとりを持って暮らしていらっしゃる方が羨ましくなったりしています。

 


アフガニスタンは今後どうなっていくのでしょうか?

2021-08-16 | 社会一般

米軍がアフガンから撤退するということは少し前から知っていました。

アフガ二スタンといえばぺシャワール会の中村哲医師のことが思い出されます。

2003年以来、医師として又農業用水路を指導して現地に貢献したにも拘わらず

何者かによるテロに倒れ無念の死をとげられた悔しい記憶がのこっています。

そのアフガンで米軍の撤退が完了する間際でガニ政権がタリバン政権に

制圧されたのには驚いています。

米国ではアルカイダ問題が終わったということで撤退は容認されているように

思われますが、アフガンの人達にとっては見捨てられた感じで

この先どうなるのか大変不安で苦しい状態だと同情しています。

タリバン政権も少しは変わるかと期待していますが、女性が差別、

抑圧され続けることは変わらないのでしょうか?

無知な私の独断と偏見ですが、地政学的に近い中国が大変困惑して

動揺しているように思えます。日本に対しては強面の中国の王毅外相が

タリバンには優しく経済的支援も約束したとか?

この先中国やロシアにとって悩ましい隣国になるかもしれないと思ったりしています。


私の戦争体験「8月2日、富山は天まで焼けた」

2021-08-15 | 歴史、

父の転勤で昭和18年頃、私共一家(父母と妹と私4才)は長崎から広島市に転居しました。

その頃には戦争の影響が子供心にも分かるくらいに顕著になってきていました。

社宅の庭には防空壕があり、空襲警報がなると「お結び」を持って急いでそこに入ったことを憶えています。

幼稚園にも行けないまま、2年後の昭和20年5月頃、母が7月に出産を予定していたので、母と妹と私は

富山と高岡市の間にある小杉町の母の実家に疎開を兼ねて引っ越しました。数か月差で原爆を免れたのです。

7月10日には弟が二人も自宅出産で生まれて叔母達が慌ただしく立ち回っていたことを憶えています。

祖母の家には従妹達も疎開してきていて、多い時には20人位で賑やかでした。

一方食料不足で栄養失調状態になっていたせいか、ある朝、柱に縋りつかないと

立ち上がれなくなったことがありました。おやつは庭になっている柿だけでした。

そうして弟達が産まれて1か月も経たない8月1日の夜の12時頃、物凄い爆音と閃光で目が覚めました。

近くの富山市内でB29による爆撃が始まったのです。弟達は泣くしその怖さで身が縮まりました。

10年ほど前に機会があって「8月2日、天まで焼けた」(奥田史郎さん・中山伊佐男さん著)と

いう本に出会いました。そこには大空襲の時の富山市内の悲惨な出来事が書かれていました。

あの2時間余りの雷よりひどい地響きと爆音と閃光の下で富山市内が炎熱と火風で

八方ふさがりの地獄の様な状態であったのを知りました。米軍の記録によると、184機ものB29が

容赦なく落とした爆弾は2時間余で1465トン。1坪あたり1キロの爆弾が、10数万の市民の頭上に

降り注ぎ、一晩で市内全域が焼き尽くされ死者は3千人に迫っていたたそうです。

爆撃の方法が市内を囲むように外側の東西南北から始まったので郊外へ逃げるようとする

市民の多くは炎熱で行く手を阻まれる状態であったそうです。

12才だった奥田少年の(大宅壮一氏の昌夫人の甥で大宅瑛子さんの従兄弟)

お母様は3才半になる妹さんを背中におぶって少し先を歩いていらしたそうですが、

こともあろうに直撃弾が頭に当たってその場で倒れられてお亡くなりになられたのです。

享年38才、医師で県の衛生課の技師であられたお父様との間に7人のお子様を残されて。

一方お母様の背中に負ぶわれていた妹さんは頭一つの差で無事であったと記してあります。

この爆撃は意図的に人員殺傷を目指していたのではないかという意見もあるそうです。

それにつけても、1945年3月10日の東京大空襲がどれだけ恐ろしく酷かったのかが想像出来ます。

下町を焼き尽くしたこの空襲での死者は11万5千人以上、爆撃被災者は約310万人,

損害家屋は約85万戸と一般市民に多大なる犠牲と被害を及ぼしています。

軍は勝つと思って始めた戦争なのでしょうが、ここまで犠牲が出て敗色濃い中でも降伏

しなかったのは国民を道連れに「一億玉砕」するつもりだったのかといつも疑問に思っています。

イタリアは1943年に、ドイツも1945年の5月始めに降伏しているので、せめて時を同じくして

降伏することが決断出来ていれば、その後の悲惨な爆撃も原爆の被害もなかったのではと

思いながら今年も終戦記念日を迎えました。

 


五行思想とオリンピック開催期間

2021-08-08 | 雑記

無事にオリンピックが終わってホッとしています。

延期されたオリンピックの帰間が7月23日~8月8日ですっぽり夏の土用期間中で

コロナ感染者が拡大する一方なのでビクビクしながら、それでも素晴らしい

アスリート達の活躍をテレビで堪能することが出来ました。

開催国としての責任を果たせて、日本人としての面目も保たれたことで

コロナ禍の関係者の皆様は肩の荷が下りて一息ついていらっしゃることでしょう。

ご苦労様でした。若い方々にも早くワクチンが行き渡るよう願っています。

因みに2021年の土用期間は下記だそうです。私は特別に拘っては

いませんが日常生活の参考にはしています。【家などを建築する際、

土を掘り起こしたりする基礎工事などは土用の期間をはずす方が多いようです

土用は季節の変わり目ですから、農作業で体調を崩さないようにとの戒めも

あると思われます。手紙などでよく「季節の変わりめゆえ御身お大切に」などと

よく書いたりしますね。】      

冬土用:1月17日~2月2日 (太陽黄径297度)   
春土用:4月17日~5月4日 (太陽黄径27度)
夏土用:7月19日~8月6日 (太陽黄径117度)
秋土用:10月20日~11月6日 (太陽黄径207度)

過去のオリンピック開催期間を調べてみましたら西洋や南半球の国々は

夏の土用期間中の開催は多いのですが、韓国とか五行思想の発祥地中国では

そこは外してありました。(やはり何か気にしているのでしょうか?)

冬季に関しては各国一様に2月の節分明けにスタートしています。

夏季オリンピック開催地と期間

冬季オリンピック開催地と期間

コロナ感染が収まりパラリンピックが無事に開かれることを祈っています。


巨大な大型重機が我が家の前に来ていました。

2021-08-05 | ハウジング、建築、近隣

一昨日の朝方ゴミを集積所に運んでいくと、道路警備員の人が道路の迂回標識板を

立てていました。やがて我が家の前面道路に巨大な日立製の大型重機が到着、

お向かいの家の解体後に残っていた土中に埋められている堅牢な箱式鉄筋

コンクリートの駐車場の解体、破壊工事が始まりました。

時々轟音がするので窓から時々状況を眺めていました。

この重機は先端部分でカセット式に取り替えが自由に出来ることが分かりました。

巨大ロブスターのはさみのような機器、巨大なピンセット機器、残骸をすくってダンプカーに

移す大型スコップ、コンクリート剥がし機器などなど7つ道具を先端部分に近いでところで

取り替え引き換え交換しながら作業をしていました。

よそ様のことながら、気になっている部分がありました。

ピッタリとくっついて並んでいるお隣の車庫に影響を及ぼさないかということです。

そのお宅の高齢の奥様は入院中なのかここ数週間、お姿を見ていません。

今回の解体で一番難しい箇所を、炎天下、元受けの社長さんも付きっきりで作業を

見守っていました。結果は下の左右の写真のようにお隣に影響することなく

見事な職人技?重機技?で成功していました。

(私の画像技術が至らなくて、見苦しくてすみません。)

   

7月19日から始まった今年の夏の土用も明日8月6日で終わります。一般的に、私も

土用の期間中は動土(土の掘削や移動)は間日を除いて避けるほうがいいと言われて

きましたが若い方達はそんな考えは迷信ぽいと気にしない方々が大半のようです。

 


2020五輪を誘致した人々

2021-08-01 | 社会一般

オリンピックも後半日程に入ってきました。なんとか無事に終わることを願っています。

時々テレビで観戦しています。いよいよ佳境に入ってきました。それにしても

連日、増え続ける一方のデルタ株コロナ感染者数には誰もが脅威を感じていると

思います。それで又今日から今月一杯、緊急事態宣言です。

やっと解放されるはずだった外食、小売り、旅行関係業界への経済的影響を

案じています。業界を締め付けるその前に、政府としてやるべきことをやって欲しいと願っています。

前広なワクチン確保や30万床?もあるという空きベッドの活用、効力ある新薬の投与など医師会関係者と

国民本位に打ち合わせをして、コロナ患者への医療体制をしつかり整えることが先だと思うのですが。

ところで2016年五輪の誘致(不成立)を打ち上げた石原慎太郎元都知事ですが、

誘致活動への皇太子(現天皇)の関与を遠慮なく要求したそうです。東宮大夫に断られ

「五輪に反対する国民がいるのか」などと激高したそうです。

その後を引き継いだ猪瀬元都知事、安倍内閣は、2020五輪誘致に、ライバルのスペインが

フェリペ皇太子(当時)が誘致の先頭に立っているとして、輪をかけて皇太子(現天皇)の

引き出しに執着したとか。(今スペインは、誘致に失敗して安堵していることでしょう。)

そうして、ブエノスアイレスでのIOC総会へは高円宮久子妃の参加とスピーチを実現させた

ということはテレビで多くの人々の記憶に残っていると思います。

復興五輪開催で日本の経済活動は良くなるどころか、復興の遅れさえ懸念されます。