職場により近い1Kマンションで暮らしているアラフィフの
三女が、今の住いがあまり気に入らないので8月中に引っ越す
ことにして、契約更新を止めたと先月云ってきました。
コロナ禍で大変だけど早く新しい住処を探さねばと、私も少し
手伝おうとネットに彼女の希望条件を入れて検索を始めました。
オンラインのお部屋探しは便利ですが大変目が疲れます。
次々に出てくる物件から一見良さそうな物件をピックアップして
連絡を取り合って、その近くの不動産屋さんにも頼んで、本人が
現地までいったり、内覧をしたりして見学をしてみたのですが。
写真や見取り図でいいと思って行ってみると、期待はづれのものが
多くて、一応まあまあだと思った物件も、方位に詳しい人に
聞くと、今年中は「五黄殺」という良くないに方角にあたる
という壁があり、つくづく住まい探しは一朝一夕には
出来ないものだと本人も私も実感しました。
挙句の果て、今住んでいるところが、駅徒歩3分で、少し古いけれど
広さもあり、便利でいいと見直してしまい引っ越しすることもないと
更新の停止をキャンセルにして住み続けると言い出しました。
灯台下暗しということか、幼い頃に幼稚園に通っていた通り
に面しているので馴染んでいるのかも知れません。それにしても、
未だにパソコンを開くと、AIが働いているのか全面の不動産広告が
入ってきてお部屋紹介の広告が目前にパチパチと迫ってきて止まりません。
暫くは続くことでしょう。お騒がせ三女の部屋探しは私にとっては
「大山鳴動して鼠一匹」という顛末でしたが、実は私、住まいに
関することは昔から嫌いじゃないので、結構楽しく学習しました。