HAPPY MARYLAND

アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

財布盗難の決着

2014-01-14 10:30:07 | 日常

先日(って去年の話ですが)、お友達と喫茶店でダベッて、さてお会計って時に、財布がないことに気づきました。

車から降りるときに、駐車券をお財布に入れたは確かなので、バックにしまう時に落としたのか?いやいや、そういえば、私たちの後ろに怪しい人がいたかも。

空いている喫茶店で、油断していたにも程があり、今思うと何故??!!と思う失態の数々。バックのフタは開いたままで、財布をしまっていたファスナーも開いたままで、椅子の背にひっかけ、友人との再会に盛り上がって・・・。ここがアメリカじゃなくても、取って下さいと言わんばかりの状況でした。

怪しい人はご丁寧にも、私たちの会話に加わり、一言二言交わしたのでした。

仕事中の夫に電話して、デビットカードとクレジットカードを停めてもらいましたが、一歩届かず。タッチの差で、総額300ドル程度使われてしまいました。

どちらのカードも、通常、PINコードが必要になりますが、PINコードなしで使えるところもあるようです。ガソリンと通勤電車賃のチャージに使われたようでした。

300ドルの内、240ドルは、クレジットカードの使用だったのですが、こちらは、保険でカバーしてくれることになりました。

保険会社に、盗難証明書(ポリスレポート)を提出が必要です。ポリスレポートは、盗難がわかった時点で警察に行って発行してもらいます。私は1週間以上経ってから行ったので、怒られましたが、ポリスレポートは書いてくれました。といっても、名刺サイズに、レポート番号を書かれたものを渡されるだけで、何が書いてあるかは不明。そもそも、当時の状況を詳しく聞かれるこなく、10分程度で聞き取り終了でしたから、犯人を捕まえようという気はないようです。

ま、1週間経ってますしね。

 

デビットカードの方は、銀行から直接引き落とされるので、保険が利かないそうです。現金を持ち歩かなくてもいいデビットカードは本当に便利で、日本にもぜひ定着して欲しい思っていましたが、弊害が伴うようです。

先日、Target(ターゲット;ジャスコとかイオン的なスーパー)で、デビットカードの情報が盗まれ被害者4千万人とのニュースがありました。カード番号とPINコードを使って、犯人は買い物し放題になりますから、これは深刻な事件です。

幸い、私は対象期間に買い物をしてなかったので、4千万人の中には入っていませんが、どこかで知らぬ間に同じような被害に遭う可能性はあるのです。

 

今回の騒動で驚いたのは、財布を盗まれた経験がある人の多いこと。中には、ガソリン入れている間にパソコン盗まれた、って人もいましたし。でも、皆さん、日本では盗まれてませんでした。日本は平和だー。

スキミングも注意が必要です。物がなくなるわけではないので、毎月の明細を怠らぬよう。数ヶ月にわたり、少額利用を繰り返し、気づかないと見るとドカンと使うのだそうです。こちらは保険でカバーしてくれるので安心ですが。

 

そして、最終章。事件から1ヵ月半。なんと、財布が戻ってきました!郵便局の封筒に入っており、差出人の名はなし。切手も貼ってないので、郵便局から、取りに来きなさい通知書がメールボックスに入ってました。

たぶん、犯人がゴミ箱がわりに、ポストに入れたのではなかろうか。発見した郵便局の職員は、持ってても困るし、捨てるのも忍びないと思って、発送してくれたのでは。(夫推測)

失くした財布は戻ってくる。免許証が入っていれば戻ってくる。と、マイ チューターが言っていたのを半信半疑で聞いていましたが、本当に戻ってきたわ~

ちなみに、通知書には、不足金が2.86ドルということ、letterであること、くらいしか情報がなく、いったい誰が何を送ってくれたのか、不審に思いながら取りに行ったのでした。

財布の中に入っていた、保険証や図書館のカード、スーパーのカードは無事でした。当然ですが、現金とお金関係のものはナッシング。でも、なぜか、Costcoのカードがなくなっているんですけどー、欲しかったのかな?