サンクスギビングの次の日からがもみの木商戦。日本より一歩遅れてのスタートですが、こちらの人は、クリスマスが過ぎてもツリーを飾っているので、1ヶ月強楽しめます。
スーパーの前にドサッ、園芸店にたっぷり、教会にこんもり、空き店舗が即席もみの木売り場に変身、少し車を走らせれば、すぐに「Cristmas Tree」の看板が目につきます。
生もみの木、という発想はなかったのですが、あまりに多く見かけたため、購買欲が刺激され、近所の臨時売り場で買った1年目。
2年目は、臨時じゃないところで、と園芸専門のところで購入。
そして、3年目の今年は、自分で切ったものを購入したのでしたー!!
メリーランドで、自分でクリスマスツリーをカットできるのは、私が知る限りでは以下2箇所。どちらも、公立校の遠足(Field Trip)の行き先なるところ。春はいちご、秋はりんご、ハロウィンシーズンはパンプキン、など季節によっていろんな顔を見せてくれるところです。
Butler's Orchard (22200 Davis Mill Road, Germantown, MD 20876)
Homestead Farm (15604 Sugarland Road, Poolesville, Maryland 20837)
さて、クリスマスツリーは、トップの写真にあるような森(?)に、ズラーッと並んで選びたいほうだい。若くてかわいらしい木から大きく立派に育った木まで千差万別。
選ぶポイントは3つとみた。
1.まず、木の大きさ(主に高さ)を決めましょう
2.葉がつやつやしてピンとしているものを選びましょう
3.下枝や内側に枯れている(茶色の葉)がないかチェックしましょう
1.が非常に重要!広大な土地に植わってるし、大きくて素敵なもみの木にまどわされて、多くの人が想定よりも大きいサイズを選んでいます!
選定完了!いざ、切りますぞ。
前日が雨で、地面がぬかるんでいると思いきや、藁が敷き詰めてあり、割と快適。ノコギリは、貸してくれます。箱に、どっさり入っていて自由に持っていきます。
ソリも忘れずに借りましょう。こちらもご自由にって感じで放置されてる。
初めての木こり体験。私もちょっとやってみましたが、刃が木に詰まっちゃって、ぬ、抜けない。ギブアップ。。。
地面に近いところを切るので、寝転がると力が入るんだけどなー、と夫。敷物を持っていくのがベターかも。
なんとか、不良座りの姿勢で、木の周囲数ヶ所に刃を入れ、最後はポキっと折って、めでたくゲット。
この後は流れ作業です。
まず、チェーンソーのお兄さんに、下枝をどんくらい切りたいの?と聞かれます。なるべく切らない方が、立てた時の見栄えはいいのですが、お水をあげるのが大変になるのでほどほどに切ってもらいましょう。(葉がとがってて当たると痛いし、水がどんだけ入ったか見えづらい)
次に、抜け毛ならぬ抜け葉を振り落としてくれます。
赤いボックスが振動してます。不要な葉はさようなら~。
次は、梱包。
フサフサした葉が・・・・
網にかけられ・・・
コンパクトになりましたー。
お次は、車の上に結わいてもらいます。お兄さん、片手でひょいっと持ち上げて運んでくれました。高校生くらいのひょろっとしたお兄さんでしたが力持ち!私たち夫婦は、2人でふうふう言いながら運んだのに。
写真は、1年目の臨時会場で購入したときのものですが、ふむ。今年のよりずいぶん小さく見えるな。
こんなひもで結わいただけで、大丈夫か?!と思いましたが、道行く人々もそうやって車にツリーを積んで走っています。今年は高速に乗って無事だったので、安心してドライブしてください。
さて、お値段ですが、ツリーの大小にかかわらず63ドル。お世話してくれたお兄さんに5ドルのチップ。
家に着いたら、紐を切ります。出かけるときははさみを忘れずに!それから、軍手。これがあると運びやすいよ。今年は、不要な葉を落としてくれたので、過去2年よりも抜け葉が少なかったのですが、通った道にはパラパラと葉が落ちます。(道に迷ってもだいじょうぶー!)
もみの木は、エイヤ!と専用のスタンドに立てます。中央にちょっとした剣山みたいなのがあるので、そこに刺します。そして、太いネジを木までネジって支えます。
木は生きていますので、水やりを忘れないように!最初の1週間はこれでもかってほど吸収するので、朝晩のチェックをオススメします。
そして、1月もフレッシュなツリーでいてほしければ、防腐剤(Prolongなど)を入れちゃいましょう。
最後に、今年のツリーちゃん。ひーくんが溜めに溜めた折り紙をこんもりと飾ってくれました。ごちゃごちゃや~
Happy Holidays~♪
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