おすすめ図書1で紹介したMagic Tree Houseを読み終わってしまったので(発売中のみ。シリーズは続く)、何かおもしろいチャプターブックはないかしら、と図書館を物色していて見つけました。
表紙がキラキラしていて、マンガあり、フリップ(ページをパタパタさせると絵が動いて見える)ありで、見た目からしてひーくんも気に入ったもよう。読んでみると、さらにひーくんがはまった!
内容は、はちゃめちゃありえない系。小学4年生のジョージとハロルドが、とあることから校長先生に催眠術をかけ、「キャプテンアンダーパンツ」にしてしまう。「キャプテンアンダーパンツ」とは、自分たちが作り出したスーパーヒーロー。いちおう正義の味方なのだが、パンツしかはいてないし、コミカルなヒーローなのです。
学校が舞台で、大人を、学校を、先生を、バカにしているところがあり、教職者には感じ悪いかも。と、思っていたら、実際、「アメリカ図書協会」なるところで問題視され、いくつかの学校では図書禁止となったらしいです。
そんな折、先日、コレクターエディションなるものを発見。なんとCDも付いている。さっそくCDを聞いてみると、・・・なんとも言えない発音・・・でもなんか聞きなれた発音・・・しばらく聞いていると、日本語の歌詞が!(ああ、馴染みがあるのは私の発音もこんなんだからだ、ひとのふりみてわがふりなおせだわ、と思う)
歌っているのは、マツモトコウジさん(年齢不詳)。ワシントン州のすし職人とのこと。作者のダヴ・ピルキーさんはお客さんだそうです。ん?すし屋?店主と常連?お客さ~ん、酔っ払った勢いで作ったんかーい?!?!?!
日本人が起用されたのは嬉しいことだけど、なんか素直に喜べない。カタカナ発音にすることで、滑稽な感じを醸しだしており、そのための日本人なのか、と思うと切なくて。コウジさんは悪いとかじゃなくて。付属のCDは、実はCD-ROMで、PCで再生すると、ミュージックビデオやらインタビュー映像やらくだらなすぎるゲームやらが入っいます。私よりはるかに流暢なコウジさんなのですが、英語を話しているのに英語字幕付きな悲しさ。。。
余談ですが、たまにそういうの見かけるんです。テレビとかでね、日本人が出てると、つい応援して見ちゃうのだけど、英語字幕が。英語しゃべってんのに。(他のひとには付かない)
↓コレクターエディション~子供が喜ぶ動く絵加工の表紙
■裏表紙に付いてたCD-ROM
CD-ROMに収録されていたミュージックビデオが、ご本人によってYouTubeにアップされていましたので、興味と勇気があればどうぞ。
あ、ひーくんは、初めて聴いた時からこの歌に恋をし、さらに日本語が出てきたところで熱愛まで達し、今では始終口ずさんむ始末。。。。
本の方は、今10巻を借りているところです。つい最近11巻が発売されたか、されるか。こっちにいる間には完結しなそうにないな。
なんと日本語版も発売されています。日本人は本当にアメリカが好きだわねー。邦題は、「スーパーヒーロー パンツマン」。拍車をかけてB級ヒーロー・・・イメージ違わぬような違うような。
あれ?これおすすめ図書でいいのかなぁ?一抹の不安が。。でも、ひーくんも好きだし、アメリカ人の同い年のお友達も大好きなお話です。
英語はMagic Tree Houseとさほど変わらず。ただ、催眠術とかタイムスリップとか、5歳児には理解できない概念があるのです。(なんでなんで攻撃を受けることに)
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