行雲流水の如くに

トランプ後の世界はどうなるか?

アメリカの大統領選挙はバイデン勝利で決着がついたようだ。

アメリカ国内の分断はもとより世界中に混乱を巻き起こしていたトランプの退場は、とりあえず「吉」と考えてよいだろう。

 

バイデン次期米大統領は東部デラウエア州で次のように演説した。

「米国は同盟国と協調した時に最強になる」ーーー「米国は戻ってきた」

「米国第一」のトランプ外交から決別する姿勢を示した。

 

ではバイデン次期大統領はどんな世界戦略を描いているだろうか?

①同盟国(EUや日本、韓国、オーストラリアなど)を束ねて中国と向き合う

中国にとってトランプはある意味で御しやすかったかもしれない。

言動が予測不可能な点はやりにくいが、とにかく「俺が俺が」のタイプだから同盟国を重視しない。

中国のように他民族と闘争を繰り返した国にとって、単騎で戦う「皇帝」など怖くはないのだ。

異民族が合従して向かってくるのが怖い。孤立を何より恐れる。

バイデンは硬軟両様の策を取ってくるだろう。とうぜん「人権問題」もターゲットだ。

 

②国際協調を重視する

パリ協定(気候変動問題)に再加入する。

中東ではイスラエル偏重を改めて「イラン核合意」を立て直す。

 

③当面の最重要課題は「コロナ過の克服」--世界協調路線がとれるか

トランプが失敗したコロナ過の克服が当面の最重要課題。

いま世界で成功しているのは、中国、台湾、ニュージーランドなど。

日本の菅首相はどちらかというと失敗しつつある。

 

「世界協調路線」と「コロナ過の克服」にバイデンのリーダーシップを期待したい。


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