最近は原油価格も穀物価格も落ち着きを見せている。
では何ゆえに、物価高騰が続いているのか?
大部分の原因は円安である。
その円安は、日銀が未だにアベクロミクスの「異次元金融緩和」を継続しているからだ。
この数日1ドル150円を突破している。ロシアがウクライナに侵攻する前は110円台だった。
単純に計算すれば110円で買えたものが150円出さなければならなくなったということだ。
特に日本は食料とエネルギを大量に輸入しているからこの部分は庶民生活を直撃するのだ。
一方、輸出企業は円安で労せずして利益を上げている。
その利益を何に使っているかというと、株主還元と内部留保。
従業員や下請けへの還元は雀の涙程度だ。
自民・公明も経済界と持ちつ持たれつだから見て見ぬふり。
非正規労働者は、自民や公明に投票すべきではない。
同一労働同一賃金や非正規労働の正規化などやる気全くなし。
適当に給付金などのバラマキでごまかすつもりだ。
これでは少子化など改善されず格差社会はますます進むだろう。
若い人が非正規雇用に甘んじている社会は健全ではない。
自民・公明党が本気でこの状態を糺そうとしないのは許しがたいことだ。