「隠居」などと言う言葉はすっかりすたれてしまった。
加藤秀俊さんによれば、「隠居の特典はその無責任性にある」とおっしゃる。
アメリカではバイデンさんがやっと隠居するみたいだ。
似たような歳のトランプさんはまだまだ闘争心旺盛だ。
ぼちぼち皮を残す年だと思うが。
北海道のバラはもうピークを過ぎたがまだ咲いているのもある。
一番輝くのは6月後半から7月のはじめくらいだろうか。
2023.6
薔薇になぜとげがあるのか?
ドイツの詩人ゲーテの詩に「野ばら」がある。
少年が野原で見つけた美しいバラを折ろうとする物語で、バラが抵抗する様子が描かれている。
少年はゲーテでばらは恋人だと言われている。
とげが無ければバラの花はほとんど折られてしまうだろう。
薔薇(アンジェラ)
薔薇(キャラメル・アンテーク)
薔薇(マチルダ)
「隠居」というのは自由であるということ。遠慮や気兼ねはしなくていい。
とげを気にせずに薔薇を愛でるようなものか。