行雲流水の如くに

対米交渉で堂々と渡り合える政治家はいるのか?

この世は必ずしも公平には出来ていない。

だからこそ恵まれて生まれた人間には謙虚さが求められる。

「恵まれて生まれた人間は心して生きよ」  白洲次郎

世襲政治家というのは、上に立つことを約束されて生まれて来た。

それだけに、その立場にふさわしい精神を身に着けるべきだ。

しかし大部分、残念なケースが多い、というのが実態か?

 

マーマレードの木(百合が原公園)

この木は初めて見た。花の色がマーマレードに似ていることからこの名がある。

 

 

白洲次郎は吉田茂の懐刀としてGHQと対等に渡り合った。

GHQをして「唯一従順ならざる日本人」と言わしめた。

自民党の世襲政治家は概してアメリカ留学を目指した。

アメリカはプラグマティズム(実用主義)の国だから精神性は磨かれない。

カネもうけは学ぶようだが。

白洲次郎は英国のケンブリッジ大学に学んだ。

みっちりと「騎士道精神」を身に着けたのだと思う。

 

椿(百合が原公園)

椿にしてもランにしても気品と風格がある。俗っぽくないのだ。

 

ラン


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コメント一覧

megii123
茉那さん、こんにちは。
そうですか、白洲夫妻は大好きですか。
「武相荘」という名称も白洲次郎らしいですね。
武蔵の国と相模の国の境に位置する、ことと「無愛想」をかけたものとか。

トランプ・石破会談は無難にこなしたという評価ですが、「情けない」と感じたのは私だけだったのでしょうか?
もっと「矜持」を持ってほしかったですね。
megii123
shimaさん、こんにちは。
おっしゃる通りですね。
組織の中でうまく生きる(泳ぐ)ことは必要ですが、時には個人の良心とかみ合わないことがあります。
そんな時に個人の良心を優先した気概には感銘を受けますね。

戦後生まれの日本の政治家はアメリカ留学を選びました。
そのせいでしょうか、思想に厚みがありません。
残念なことです。
hana04yama23 茉那
こんにちは。
白洲夫妻は大好きです。
はるばる武相荘にも行ってきました。
プリンシプルを重んじ
「我々は戦争に負けたが奴隷になったのではない」
は有名ですね。
当時のGHQと渡りあったような気概のある人物は
今は見当たりません。
ご機嫌うかがいに精を出しているように見えます。
そうでなければ政治家でいられないような時代
なのかもしれませんが。
昔「NOと言える日本」という本がありましたね。
確か我が家の本棚のどこかに今もあると思いますが。

正子さんのどん欲なまでの美への追及、行動力には
驚くばかりです。環境ももちろんよかったのですけれど。
fumiel-shima
行雲さん、こんにちは。

「唯一従順ならざる日本人」や「騎士道精神」からあることを思い浮かべました。
状況も立場も違いますが第二次世界大戦中、ユダヤ系ポーランド人の避難民のために我が身への禍よりも人命救助のために連日ビザを発給した杉原千畝氏の事ですが・・・

組織人としての損得よりも個人の良心に基づいて後に「命のビザ」と呼ばれたビザを発給し続けたその気概にかつて感銘を受けたことを思いだしたのです。

日本の世襲政治家やトランプ氏の.言動とは大きく違うまさに騎士道精神や武士道精神にも繋がるものだと考えました。 
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