ロシア大統領プーチンがウクライナを侵略している。
この非道な行いに世界各地で「戦争反対」の声が上がっている。
そんな状況を横目で見ながら橋下徹前大阪市長が次のような発言をした。
「私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ!と言っていた者はウクライナに行って戦え」
「日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない。ウクライナとともにあると威勢よく言っていた国会議員は直ちにウクライナに行って戦え。それが本当に日本人を守るのか口だけなのかリトマス試験紙。おそらく日本の国会議員のほとんどはいかないだろう」
「俺はウクライナに行く勇気はない。だからロシアに譲歩することになろうがNATOの指導者に政治的妥協を求める」
この発言から見えてくる橋下徹の頭の中は、極めて未成熟な脊髄反射的なもので深く思索した後がない。
それといつも気になるのだが、大阪市長や大阪府の知事を経験した人間にしては言葉遣いが汚い。
そして最大の問題は、「弱い人たちが勇気を振り絞って声を上げていることに対する共感」がない。
このレベルの人間が「日本維新の会」の精神的支柱だという。
何とも恐ろしい!
さらに恐ろしいのは、権力で国民を弾圧し軍事力で他国を屈服させようとするプーチンと似通う精神構造が窺えることだ。
人の評価は「言葉よりも行動で」判断すべきだ。
その点で見直しているのは、死を賭してキエフに留まるウクライナ大統領ゼレンスキー。
もう一人は楽天の三木谷社長だ。
個人資産10億円をウクライナに寄付した。
「送金完了!新経連の理事、楽天の役員も寄付を始めてくれました。皆様も本当に少しでも良いので、寄付をお願いします。数がメッセージになり、力になります」とツイート。