嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

お芝居なはなし・・・。

2005-09-04 | megummy's
昨日?本日な続きの2本目は、お芝居のお話。

以前、サロンをインタビューにきた朝日新聞の記者さんのご紹介で大塚にある
「スタジオVARIO」にお芝居を見に行ってきました。
先月にもご招待頂いて「広島の母たち」という公演を見せていただきました。
本日の演目は「りゅうりぇんれん」

小さなスタジオで若手の役者さんを中心に物語が展開されるのですが
詩劇といって、すべてのセリフが本の通りという不思議な演出です。
わたし、お芝居は全くのド素人なのですが・・・。

これは凄い!!!
何て説明すればいいのでしょう・・・。
殺風景な限られた小さな舞台で、背景や装飾を全く使わず。
役者さんが演技をするわけですが・・・。
演技の域を超えた臨場感と、観客を取り込んでスタジオ全体がトランス状態に
なってしまうような高揚感。さらにはすべてのセリフが「語る」という構成に
なっているので、演技でありながらもそこにナラティブな「語り」があるわけで
役者さんの口を借りて別の人物のライフヒストリーが語られるわけです・・・。
これは不思議な感覚で目の前で起きていることは演技なのですが、演技を超えた
世界が存在するような錯覚を起こすのです!

語りの中には何人かの登場人物がいるのですが。
これまた凄いのが1人で何役もこなし、瞬時に登場人物になりきること。
ある役者さんの眼が凄くて・・・。目じゃなくて眼・・・。眼力というのでしょうか?
彼は舞台に立つ間、あの眼で何を観るのだろうと思いました。

単純な疑問ですが・・・。
単純に疑問を感じるほどに何が観えるのかを知りたいと思いますね・・・。

スタジオという空間の中に発生する一体感はお寺での法要に似ているな
なんて思いました。すっごい変てこな発想ですが(笑)
同じ空間の中に常人が入り込めないスペースがあるわけです。
舞台と客席=内陣と外陣
ここには結界が張られていて誰でもが舞台(内陣)に入れるわけではないと。
私自身が内陣に入るときに感じるのは、同じ空間であるにも関わらず空気が
違うとか感覚が違うというか。時と場合によりますがお経をあげていて
時間軸の概念を忘れることがあります。
その時に自分が観えているものって何なのかしら・・・?
とフッと思ったりしましたが、それがよく分からないのですね(笑)

お芝居が終わってフ~って後に感じたアレやコレ。
観ている時は、どっぷりと目の前の世界に浸っていて考える余裕なんて
ないくらい。だからといって「よかったね~」で終わるお芝居ではないという
ところに役者さんの人間力が隠されているのしら?
なんて思ってみたりしました。

興味のある方は「オフィス・サエ」http://www.h5.dion.ne.jp/~vario/
にアクセスしてみてくださいませ


長くて短い1日・・・。

2005-09-04 | megummy's
本日・・・。
むむ・・・?気づけば日をまたいでた。
改め昨日、無事に1泊2日の大学院合宿は終了!過酷な合宿ではありますが
多くのサジェスチョンをいただける場は貴重だな・・・。と。
終わってみると、そんな風に思えるわけです。

その後、同期の院生と3人で今後の共同研究に関して打ち合わせをしていたら
まんまと約束をしていたNPO法人のコミュニティ・サロンの改装打ち合わせ
に間に合わず急遽TELを入れ月曜日に変更してもらうことになっちゃいました。
相変わらずゴメンナサイ!

この設計事務所の担当の方には、いっつもお世話になりながら・・・。
すべてお任せで、さらにまちづくりやらナンやらカンやらとずいぶんおんぶに
抱っこ状態が続いているわけですが(汗)
つい最近のこと・・・。「最近、やる気ないですね」
などとチェックを入れられ。
これまた当たっているだけに冷汗をかきながら無意味に取り繕ってしまいました。

工事は順調に進行しているとのコト。
月曜日は内装の塗装や椅子などの備品選び等々。
ちょこっと楽しみに打ち合わせしてきます。