父親たちの星条旗

林真理子の戦場特派員つながりで。
明日はお休みとばかりに、久方ぶりに開高健のベトナム戦記を
引っぱり出して読みふけり…。

本日は、起きだして早々に、どっかに沢田教一の本があったよなぁ～と、
これまた本棚を物色で、泥まみれの死を引っぱり出し…。
ピュリッツアー賞を受賞している「安全への逃避」で。

まてよ、そうそう、有名な写真があったじゃない…。
あれあれ…。でも、何だか思い出せない！
でも、あれよ、あれ！

と、思い出せない気持ち悪さに、お昼御飯でTVを観ていると、
「硫黄島からの手紙」の予告編が流れる！

そうだよ～！すり鉢山だよっ！！！

すっかり「父親たちの星条旗」観るの忘れてたじゃん！とばかりに、
上映時刻をチェックすると、ギリギリ間に合う時間だったので、
大急ぎ用意をして出動。

これは、観たほうが良い映画だね。
すごく当たり前だけれど、アメリカ人にとっての硫黄島ってのも
あったわけで…。硫黄島といえば、二次大戦の末期の日本軍を思い出す
けれど、また違った面で観れたのは良かったと思うし、
週末から始まる「硫黄島からの手紙」も観に行こうと思った。
戦争反対という前に、歴史的事実を知るとか知ろうとすることって
大切だと思った次第でした。

読みたいものがない中で

このところ、「これだっ！」って本に出逢えない中で。
本棚を探しては、後ろに埋もれている１冊とかを掘り出しては
読み返しているのだけれど…。

ちょっと、最近良かったのは、やっぱ、吉村昭。
「プリズンの満月」と「ふぉんしぃふぉるとの娘」

で、意外や意外！
林真理子の本が出てきて、一体、これっていつ買ったんだろ？？？
と自分で買ったことすら忘れ、内容なんか覚えていない
「戦争特派員」
１９９０年が初版になっているから、今から１６年前の話なのよね。
明らかに高校生の頃に買ったやつなんだわ（笑）

で、これが当時のトレンドを行ってる話で、あまりの時代のズレに
結構面白い！しかも、内容を覚えていないから、その時代感のズレが
これまた面白い！

今年のお正月は、外へ１歩も出ずして、ベットに転がりながら
本読みつつの寝オチ生活をおくるぞっ！と心に決めて。
そろそろ、真剣に丸善廻りに精を出そうと思うのだった。