嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

おまけって響きが嬉しい

2011-07-27 | megummy's





わたしの毎朝の朝食は、イングリッシュ・スコーン2コと豆乳。

スコーンはご近所の、このブログにも何度も登場してる隠れ家的なパン屋さんで購入!

売り切れ御免の時は…。仕方なく、近くのパン屋さんで似たようなものを買うけれど。

はっきり言って、不味い…。

というより、ここのお店のスコーンが他の追随を許さないレベルの高さなのだと思うのだけど。


今日、スコーンを買いに行ったらば。

こぉ~んなおまけの、チョコレートブラウニーを頂いた♪

ちなみに、1本250円くらいするので普段買いはしない品だけに狂喜乱舞(笑)。


ここのお店は、かなりのわたくし的生活に有効な情報を提供してもくれるので…。

やっぱり、隠れ家的、コーヒー豆専門店や、オーガニック製品、ハーブのことなどなど。

そんな話題は尽きず…。流れる時間も丁度良い♪

此処に住まって、そろそろ2年。

わたしの街と思えるアレやコレが嬉しい今日この頃です(笑)。


靖国神社に行ってきた

2011-07-27 | megummy's




昨日の仕事帰り。残業が重なってたのでね、その分を消化するために11時で帰宅。

随分前から気になっていた、お仏壇の遺影にね。

海軍の水兵さんがいまして…。その方は祖父の弟なんだとか。

昭和17年に戦艦陸奥の爆沈で亡くなったことが戦後になって解ったらしいの。


わたしは、たまたま、大人になって吉村昭さんが書いていた「陸奥爆沈」を読んで、

そのおじさんが実名で書かれていることにたまげ、事実を知った次第ですが…。


なんせ、母が生まれる前に亡くなってるし、祖父はよく戦争の話をしてくれたけども。

そのおじさんの話は一度も聴いたことがなかったのよね。


そんなわけでね。靖国神社にも祀られてないかもしれないわね…。と。

思い込んでいたもんで、今まで、靖国神社に行ってもしっかり参拝をしたことがなかったの。


たまたま、この間、靖国神社にTELしてみて、その辺りを調べることは可能なのかと

問い合わせたところ、調査課っていうのがあるので確認できるとのご返答を頂き。

さっそく、昨日、行ってみたわけです。記入欄には、戦死した方の名前と、その時の本籍

あとは、細々した情報がおおければおおいだけ良いらしい…。

待つこと30分で、しっかりとした調査書が手渡されまして。

おじさんは昭和23年5月5日に合祀されていたことが判明し…。

思わず、勢いでその場で上段参拝を申込み玉串を捧げてまいりました。


もしかすると、祖父がまだ元気なうちは参拝していたのかもしれない…。

でも、そんな話は一度も聴いたことがない…。

お墓参りはするけれど、現存する人間の中で、そのおじさんだけを誰も知らない。

それはやっぱり淋しいことだと思うのよね。


ちなみに、合祀されていない場合は厚労省の社会援護局ってトコで証明書を発行

してもらえれば、合祀して頂けれるのだそうな。その場合の諸費用は無料。


で。軍歴などを聴きたい場合も社会援護局なんだけど、海軍だったらば厚労省で大丈夫だけど

陸軍の場合は、出兵していった都道府県に軍歴があるから、問い合わせは都道府県に

なるらしい。というのは、とても丁寧に厚労省の方が教えてくださった。


人事記録を取るのには

①申請書

②戦死者と自分の関係が記載された戸籍謄本(この場合はは改製原戸籍だろうね)

③申請者の身分を証明するもののコピー

④申請者の住民票

が必要で、これをそろえて厚労省に提出すると返答が頂けるものらしい。


というわけで、早速、申請の手続きをしてみようと思っているの。

ちなみに、祖父は陸軍だったから都道府県に同じように問い合わせるとして…。


ここでなぜ、陸と海で扱いが違うのかを聴いてみたところ。

陸軍は各都道府県から召集令状がきたから記録は一切が都道府県の管理下にあるらしい。

海軍は当事、横浜鎮守府、舞鶴鎮守府、呉鎮守府、佐世保鎮守府の4つに

各地域から召集されたからある程度、記録がまとまっているものを

昭和の30年代に復員局から厚生省が引き継ぐことになったのだとか。


自分の知らない話って、たっくさんあるもんだ…。


来月には終戦記念日で靖国参拝がまた取沙汰されるでしょうけども。

上段まで参拝して、玉串を捧げて思ったのはね。

決して、英霊なんかではなくて、自分の大事な息子や夫や孫なんだよね。

日本という国が英霊として奉っているだけでさ。

とか。

英霊とは言いますが…。誰も好き好んで英霊になりたいわけがなく…。

それでも、立派に戦死したんだと思わなくてはいけなかった当時の遺族の胸の内を鑑みると。

我が家の曾祖父や曾祖母は、どんなにかどんなにか、やるせない思いを飲み込んだのだろう…。

なんて思いがね、

「暫し、故人を偲んで黙祷してください」と言われた時に、頭の片隅を過ぎってみたり。


昨日、一緒に参拝した足元もおぼつかないおじいちゃんはね、部下を沢山亡くされたの

だそうで。多分、きっと、昨日がその日だったんだろうね…。

この方は、何十年も悔いて詫びて生きてきたんだろうなぁ~と。


まだまだ戦争は終わってないし、忘れちゃいけないと。そんな風に思った次第です。