嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

対話とは?

2006-03-23 | megummy's
昨日の、母逆切れから一転(汗)

先程、帰宅した母は、すこぶる機嫌が良い…。
なんのことはない、氷川きよしのコンサートに行ったからだ。
(アホな話である)
そして、昨日の喧嘩の原因であった、母の叔母のお見舞いも行けて
満足だった様子を、人の部屋に上がりこんでは、とうとうと話す母。

氷川きよしの回想に到っては、陶酔甚だしく、まるで今の氷川きよしが
あるのは、自分のお陰くらいに言って憚らない様子は馬鹿丸出しである…。

一体、昨日の感情論で突き進む勇猛果敢かつ無知高邁な姿はいずこ…?

そんな人でも、母であることには代えがたいので仕方がない…。
これが子供として私が感じる矛盾である。

我が家は、両親VS子供の関係が、とってもウエットである。
ウエットどころかベタベタだ…。
しかしながら、20代後半、さらには30を過ぎ、いい加減にこの関係も
改正するべき点が多々あるにも関わらず、それでも子供から離れられない
両親。その割に、個々にそれぞれの楽しみがあって遊んでいる割りには、
根本的なところで子供から目が離せない…。

これは病気である…。

両親はよく「親子の対話」という言葉を使う。
「家族一丸」とかいうのも好きだ。
でも、よくよく考えると、この魔法のような言葉は、戦時中の愛国心の
強要にも似ている気がする…。
と、こんな風に思う娘の私は、両親にとっては扱いずらい子供かもしれない。

とかく、感情論で突破しようとする2人に、それでも自分の主張を通す為には
やはり論が必要だと思ったのは、いつ頃からだろうか…?
感情に感情で勝負しても、1人対2人では勝負が見えている。

負ける戦は、背水の陣をしいて戦略が必要だ、そんな狡猾な戦法で勝ちを
治めたのはいつだったのだろう…?

両親に対して、腹を立てなくなったのはいつ頃からか…?
いあ、腹は立つ。立つが怒りという感情ではなく、気持ちを知らせるという
手段があることに気付いたのはいつ頃なんだろう…?

怒ったところで、停滞する関係ならば、いっそ、腹を割って話してしまった
ほうが、あるいは流せてしまう部分は流してしまったほうが、
さらには許せるのであれば、許してしまうことが対話のなせる技なのかな
と、氷川きよしのプロマイドを見ながらにやけている母を見て思ったこと
である。

勝ち負け…。
負けて勝つってことも時には必要。
負けて負けるってことも大事。
一気に勝ちにいくってのもアリの中で。

結果として、勝敗が見えるのは随分先のことなのかな~と思う今日この頃。

なんだか、まとまりのない日記である(汗)

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6 コメント

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Unknown (まこと)
2006-03-24 08:23:49
今度から仲介に氷川に間に

入ってもらうといいよ!

喧嘩が、はじまるとそっとDVDを

流しはじめるとか(・∀・)イイ!!



氷川きよしは、山笠という福岡で

ドンタクよりも人気のあるお祭りで

30cmくらいの距離で見かけました。

タクシーに乗っておられたのですが

最初は、どこかの女の子かと思いました。



死ぬまで切れない縁だから

どうにかこうにか上手に付き合って

いかないとだね、僕は親に散々心配や

迷惑をかけているので

親が死ぬまでに恩返しできるかどうかが

とても心配です。

旅行にくらい連れて行ってあげたいけど

自分が旅行にいく余裕もない始末(;´Д`)

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氷川きよしさん (リーダー)
2006-03-26 00:08:34
 氷川きよしさんは以前私が勤めていた麻布の病院に入院したことがあります。

 入院をするほど調子が悪いのに病院に老人施設が併設していることを知った彼は

「歌いましょうか?」と言ったらしいです。ドクターが即座に「いや、あなたかなり病人だから…」と止めたっていってた。結構いい人ですよ。

 話は変わって「親と一緒に住んでいる」それだけでえらいと思います。私なんか親は望んでいるけど結局逃げてるし。家族って難しいよね~。
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まこちゃん (めい)
2006-03-26 16:26:19
>死ぬまで切れない縁だから

どうにかこうにか上手に付き合って

いかないとだね、僕は親に散々心配や

迷惑をかけているので

親が死ぬまでに恩返しできるかどうかが

とても心配です。



これは、ホント、そんな風に思う!

感謝はしつつ、私も親に甘えつつ。

だからこその親子関係なんだけど、お互いに甘えがあるから時に爆発してみたり…。



居るってことが、既に感謝なんだよねぇ。

なんだかさ、いっつも一緒にいると、そんな観念って失念しがちだけど、今回、そんな風に言ってもらえて改めて、感謝したりしました!



ありがと~^^
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リーダーへ (めい)
2006-03-26 16:31:18
ほぇ~~~!いい人だねぇ、見直したわ、氷川きよし!



母曰く、「心が純粋な人」と言い切るけど、なんでそんなこと知ってるの?と突っ込みたくなるほど、客間の和室に、きよしちゃん団扇とか飾るのはやめてほしい…。



それにしても、めぐみぃの場合、自立できていないからこその自宅に置いてもらってるわけなので…。

真剣に、めぐみぃの為の自立支援法を確立させねばと最近、冷汗気味だったりしますよぉ~。



こないだ「最近、リーダーは元気?」って母が言ってました^^

「数回しかお目にかかってないけど、心の綺麗さが全体に溢れている」と母は絶賛♪

そんなリーダーを誇らしく嬉しく思うデス☆
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うぬぅ… (ひまわり)
2006-03-26 18:47:06
こんばんわんこ



実はこちらも毎日のように拝読してます 笑



周りからしてみたら「すごく愛されてる」とか「豊かな家庭」とか「大丈夫?」とか

だけどそれって外からで

そこにいくまでには色々なことがあるんだけど色んな葛藤もあったりするよね



中学も高校も行かない大学なんて知らないような日々を過ごしていたわたしが今の道を見つけられたのは家族のおかげだし

だけど、どこかで縛られて潰れそうになったりしてて

一人暮らしをして親もわたしも自然と距離をとれるようになった今日この頃かなぁ



親がいるから自分がいて

だけど親も人間で自分も人間

だけど許せないって思っても家族だから



うん

他人だったら会わなきゃいいし

それでも家族だからね



感謝と葛藤と



また話ましょ☆
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ひまわりちゃまへ (めい)
2006-03-27 14:18:24
>周りからしてみたら「すごく愛されてる」とか「豊かな家庭」とか「大丈夫?」とか

だけどそれって外からで

そこにいくまでには色々なことがあるんだけど色んな葛藤もあったりするよね



そ~だにゃ~☆

「ナニに不満があるの?」

「そこまでしてもらえて」

と言われてしまえばそれまでで(汗)



しかも、三十路を超えた娘を養っている親にしてみれば、心配も募るばかりというのはよっく分かる!

で、それでも好きにさせてくれて、応援してくれるからそ今があるってのも本人自覚の上で。



大人になりきれていない自分への葛藤。

いつまでも子供として心配である親の葛藤。



それも親子の形なのかなぁ~と思いつつ。

自立!自立!と焦る今日この頃です^^;
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