カフェを出たアイアンは、私に言った。
「メイサ、ゲートをくぐる時は俺とちょっと時間差で入ってね。
同僚が見たら変だと思うからさ」
「はいはい」
「で、俺はちょっと前に中に入るから、それから俺のあとついてきてね。
シャワールームは地下にあるからね」
「ちょ、ちょっと待った!!!」
歩きながらアイアンは、また背を折って私に耳そばだてた。
「あのさ、もっとゆっくり言ってくれないとわからないよ。
それ大事な話なんでしょ?」
「Oh sorry! Did I talk too fast!?」
「そうだよ」
「OK. 俺が言ったのはね……」
と説明されながら、彼の働いている会社の入ったビルについた。
それはこの街の中心地にある綺麗でデカイところで、
アイアンがこのビルで働いているというのは、
ある意味彼の能力を反映しているように見えた。
そんなしっかりしたビルには当然総合受付があり、彼はそこで何やら自分の部署とか
色々説明していた。
私はあまり近くにいてはいけないのではと思い、ちょっと離れたところで彼を見守っていた。
ふとアイアンが振り返った。
「メイサ、君の名前、苗字ごと受付嬢に教えてくれる?」
「へっ!?あ、はい……」
と言って私は受付に向かった。
紙に私の苗字を書くと、受付嬢は私にもビルに入るように言ってくれた。
私は厳重な(?)キーシステムをくぐり抜け、アイアンの後を追った。
一緒にエレベーターで地下に降りると、
そこには確かに、シャワールームが並んでいた。
続きます!
「メイサ、ゲートをくぐる時は俺とちょっと時間差で入ってね。
同僚が見たら変だと思うからさ」
「はいはい」
「で、俺はちょっと前に中に入るから、それから俺のあとついてきてね。
シャワールームは地下にあるからね」
「ちょ、ちょっと待った!!!」
歩きながらアイアンは、また背を折って私に耳そばだてた。
「あのさ、もっとゆっくり言ってくれないとわからないよ。
それ大事な話なんでしょ?」
「Oh sorry! Did I talk too fast!?」
「そうだよ」
「OK. 俺が言ったのはね……」
と説明されながら、彼の働いている会社の入ったビルについた。
それはこの街の中心地にある綺麗でデカイところで、
アイアンがこのビルで働いているというのは、
ある意味彼の能力を反映しているように見えた。
そんなしっかりしたビルには当然総合受付があり、彼はそこで何やら自分の部署とか
色々説明していた。
私はあまり近くにいてはいけないのではと思い、ちょっと離れたところで彼を見守っていた。
ふとアイアンが振り返った。
「メイサ、君の名前、苗字ごと受付嬢に教えてくれる?」
「へっ!?あ、はい……」
と言って私は受付に向かった。
紙に私の苗字を書くと、受付嬢は私にもビルに入るように言ってくれた。
私は厳重な(?)キーシステムをくぐり抜け、アイアンの後を追った。
一緒にエレベーターで地下に降りると、
そこには確かに、シャワールームが並んでいた。
続きます!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます