金曜の夜に更新しようと、記事の下書きまで済ませていたが、娘の受験勉強の相手をしていて気がついたら月曜の夜。2月末からの娘の夏休みも3ヶ月経って、もう6月だ。orz パパ塾夏期講習は、あと一ヶ月。 既に不定期更新が定着してしまったがお許しを。m(_ _)m
金曜に息子が電話してきて、「ちょっと相談があるのだけど、怒らないで聞いてくれるかな?」なんて言うものだから、「このバカ、また何をやったか?(もしかして彼女を孕ませた?)」と身構える私。
冷静を装って「どうしたんた?話してみろよ」と言うと、「実は去年のGAT/PATの得点を使って、今年も試しに理学部数学科の願書を今年出したら合格したんだよ。パパは一年前に数学を勉強させたかったって言っただろ。何だったら変わろうかと思って…」なんて言ってる。
「それでどこの大学の理学部だ?」と尋ねると、「タマサート」と答える息子。
トラブルを起こしたのではないのにホッとしたが、ふつふつと怒りが込み上げてきた。
「お前さあ、カセサートの理学部が合わないと言ってチュラへ入り替え、今度はタマサートか?日本からタイへ来た時にタイ語が全然分からなくて小二でダブって、昨年に大学を入り替えて普通より二年遅れだろ。だいたい大学を二回も入り替えるようなバカを雇ってくれる会社があるか?お前がいま一番考えなければならないのは、早く大学を卒業して働くこと。親へどれだけ無駄な金を使わせるのか?今やってる勉強が気に入らないなら、止めてすぐ就職しろ!」と不機嫌に答える私。
「いや、そういうのじゃなくて、数学が良いかなと少し思っただけだよ。タマサートへ行っても三年で卒業する自信はあるよ。」と息子は言ったが、「また出来もしない話をする!本当にお前は口先男だな。親がどれだけ苦労して大学へ行かせているか分かってるのか?」と私の機嫌は直らない。
「今の大学でしっかり勉強して卒業します」と言うので電話を切ったが、それから「親の苦労を知らない」と妻と話して落ち込んでしまった。
夕方にまた息子が電話してきて「パパ、落ち込んでないよね?」なんて尋ねるので「ああ、何とも思ってない」と答えると、「良かった」なんていってたが、気分的には「もういい加減にしろ!」って感じだった。
3歳から将来の目標がブレない娘と違って、息子は将来の目標が定められないまま大学へ入ったので、自分の思いと違ったりする事もあるのだろうが、自分がやりたいことだけやって過ごせる世の中なんて存在しない。一度はやり直しを認めたが、さすがに二度目は認められない。与えられた環境の中で最善を尽くして貰うしかないのだ。
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