娘の高校は、卒業までにフォーラムと呼ぶ理科の自由研究へ取り組んで発表するのを求められており、夏休み中も同級生とペアで毎日大学の研究室へ通って実験や観察を続けている。
ペアの生徒は学校がある街が地元であり、御両親が娘も誘って食事に連れて行って下さったり、御自宅へ招待されたり、アパートと研究室の送迎をして下さったりで、大変お世話になっている。
先日もペアの友達と一緒に夕食へ連れて行って貰い、アパートへ戻る前に少し御自宅へも立ち寄り、「家の中はマスクを外しても良いよ。お菓子を食べなさい。」と友達のお母さんから言われたそうだが、娘は御両親が咳をされるのに気が付いて、コロナが心配なのでマスクはしたままで、お菓子にも手を出さなかったそうだ。
翌朝その友達から「お父さんがATK(簡易)検査で陽性になった」と聞いて、「少し喉が痒い気もするけど、どうしよう?」と電話してきた。
一人暮らしのアパートで発症すると困るので、迎えに行って取り敢えず自宅へ連れ帰った。
帰宅した日の夜と翌朝にATK(簡易)検査をするも陰性で、喉の痒みも止まったと言うので一安心。
結局4日ほど自宅で様子を見たが、全く問題無いので、またアパートへ行かせた。
研究でペアの友達も寮を出て自宅待機だったが感染せず、御両親も完治されたので、学校へ復帰した。
娘が濃厚接触者となった頃は、私が暮らす集落でも市場でクラスターが発生しており、出店者が少なくてガラガラ。
我が家の隣もその向こうも家族中が感染。
ちょうどその頃(4月末)が感染のピークだったのだろう。
妻の農園へ来られた県の医療関係者の話だと、健常者は風邪程度の人ばかりだが、持病のある高齢者の死亡率は意外と高いそうだ。
数日前から市場の出店者が増え、マスク無しで出歩く人も目立ち始めた。
ラオスとの行き来も9日から自由化。
学校で感染者が見つかっても、休校や学級閉鎖もやらないそうだ。
普通の生活まであと少しと期待している。