川瀬有希の時の旅


「今日は何の日」と題し、過去のその日に起こった出来事を、自由気ままに語るブログです。

4月4日/ 今日は何の日

2012-04-04 17:17:00 | 音楽・芸能

(1978年)キャンディーズ解散

(2008年)全キャン連大同窓会開催



「ファイナル・カーニバル FOR FREEDOM」と銘打ち、後楽園球場に55000人ものファンを集めて解散ライブを行ったキャンディーズ。
トップアイドルが人気絶頂の中、自らの意思で解散を表明したり(1977年7月17日・日比谷野音)、日本人女性アーティストとしては初となるスタジアム・ライブを敢行するなど、三人の成し遂げたことは今考えても異例づくしだった。
この日パフォーマンスされた全51曲は次の通り。

01. OPEN SESAME
02. JUPITER
03. HARD TIME
04. DO IT
05. PLAY THAT FANKY MUSIC
06. DO YOU LOVE ME
07. SIR DUKE
08. 朝日のあたる家
09. NEVER MY LOVE
10. 涙の乗車券
11. ある愛の唄
12. FANTAGY
13. GOING IN CIRCLES
14. HELLO ! CANDIES
15. 恋のあやつり人形
16. 内気なあいつ
17. ハート泥棒
18. キャンディーズ
19. 秋のスケッチ
20. バイバイ・センチメンタル
21. 片想いの午後
22. 銀河系まで飛んでいけ!
23. 黄色いビキニ
24. あなたに夢中
25. そよ風のくちづけ
26. なみだの季節
27. キャンディ・ツイスト
28. IT'S VAIN TRY TO LOVE YOU AGAIN
29. 買い物ブギ
30. エプロン姉さん
31. アンティックドール
32. MOON LIGHT
33. 午前零時の湘南道路
34. 私の彼を紹介します
35. おとうさん あなたへ
36. アン・ドゥ・トロワ
37. わな
38. 哀愁のシンフォニー
39. 悲しきためいき
40. SUPER CANDIES
41. ハートのエースが出てこない
42. その気にさせないで
43. 危い土曜日
44. 微笑がえし
45. 年下の男の子
46. やさしい悪魔
47. 暑中お見舞い申し上げます
48. 春一番
49. DANCING JUMPING LOVE
50. あこがれ
51. つばさ

当初52曲の演奏を予定していたが、警察サイドから時間短縮の要請を受け、48曲目に組んでいた「夏が来た!」を已むなくカット。
ファイナルに於いて唯一歌われなかったシングル曲としてファンの間で記憶されることとなる(警察も野暮なことをしてくれたものだ)。

この日の映像は完全収録されたが、4日後の特番(TBS系でオンエア)で一部が放映されたに過ぎず、その全貌を知ることは、録音中継されたラジオ音源(ニッポン放送でオンエア)を除くと、会場にいた者が自らの記憶に頼る以外に方法がなく、そもそも完全映像があることすらろくに知られておらず、長らく幻の存在とされてきた。



それから30年後の同じ日。



球場跡地に建てられたJCBホール(現・TOKYO DOME CITY HALL)に、当時からのファンと(僕のような)解散後にファンになった者とが一同に会し、全キャン連大同窓会が開かれた。
草の根的な呼び掛けが関係者をも動かし、実現に至ったこの「公式」イベントで、全てのファンが待ち望んだそのファイナル完全版が遂に公開されるに至った。
また単に映像が流されるにとどまらず、バックバンド・MMPが一夜限りで復活、映像に合わせて生ライブを行うなど、大変充実したプログラムが組まれた。
この日公開・演奏された全39曲は次の通り。

01. OPEN SESAME
02. JUPITER
03. HARD TIME
04. DO IT
05. PLAY THAT FANKY MUSIC
06. DO YOU LOVE ME
07. SIR DUKE
08. 朝日のあたる家
09. NEVER MY LOVE
10. 涙の乗車券
11. FANTASY
12. GOING IN CIRCLES
13. 恋のあやつり人形
14. 内気なあいつ
15. あなたに夢中
16. 買い物ブギ
17. 私の彼を紹介します
18. MOON LIGHT
19. おとうさん あなたへ
20. さよならのないカーニバル(蔵前2)
21. CLOSE TO YOU(同上)
22. プラウド・メアリー(同上)
23. 夏が来た!(TV映像)
24. やさしい悪魔
25. ハートのエースが出てこない
26. わな
27. 悲しきためいき
28. 微笑がえし
29. 暑中お見舞い申し上げます
30. 危い土曜日(MMPライブ)
31. その気にさせないで(同上)
32. SUPER CANDIES(同上)
33. 哀愁のシンフォニー(同上)
34. 年下の男の子(同上)
35. 春一番(同上)
36. あこがれ
37. つばさ
38. 哀愁のシンフォニー(MMPライブ・アンコール)
39. 春一番(同上)

ファンであり続けてよかった、と心から思える一夜だった。

なお、このファイナル完全版の発売をずっと待ち続けているが、いまだその告知はされない。
クリアしなければならない問題が山積みなのは承知しているが、諦める訳にはいかない。
公式イベントの開催が夢物語ではなかったように、完全版のソフト化も決して不可能ではないと信じている。
ファンとして出来ることは関係各位にこの声を届け続けること、それしかない。


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